内容説明
複雑な自然の本質を捉える。地球上はもとより、他の惑星の地形に対しても有力であるモデリング。河川・砂丘・柱状節理・クレーターほかの地形現象を具体的にモデル化し、シミュレーションや縮小実験などの手法で解析。地形の共通原理を探究する初の成書。
目次
地形現象のモデリングとは
第1部 流れによる地形現象(河川(表面流による地形形成の線形安定解析;流路形成の計算機実験)
砂丘(形づくりと運動の数理モデリング;バルハン砂丘のアナログ実験;地球外における形態の観測))
第2部 破壊による地形現象(雪崩(観測と実験によるアプローチ;理論とシミュレーション)
断層―付加体のモデル実験
柱状節理―火成岩の亀裂とそのモデル実験
クレーター―低速衝突実験と緩和・流動モデル)
著者等紹介
遠藤徳孝[エンドウノリタカ]
1995年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。金沢大学理工研究域助教、博士(理学)
小西哲郎[コニシテツロウ]
1988年東京大学大学院理学系研究科博士課程中途退学。中部大学工学部教授、博士(理学)
西森拓[ニシモリヒラク]
1989年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了。広島大学大学院理学研究科教授、理学博士
水口毅[ミズグチツヨシ]
1993年京都大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学。大阪府立大学大学院工学研究科准教授、博士(理学)
柳田達雄[ヤナギタタツオ]
1995年総合研究大学院大学数物科学研究科博士課程中途退学。大阪電気通信大学工学部教授、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- ザ・女の難病 子供の病気は私のせい!?…