国民のための「食と農」の授業―ファクツとロジックで考える

個数:
電子版価格
¥2,970
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

国民のための「食と農」の授業―ファクツとロジックで考える

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 23時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784532359164
  • NDC分類 611.1
  • Cコード C0033

出版社内容情報

ファクツとロジックを積み重ね、世界に通じる普遍的な視点から、体系的、平易に日本の「食と農」の全体像を解説。農業に関する誤った常識を払拭。日本農業の実態、可能性を正しく伝える。東大講義をもとにした総合解説書。

「農業人口が減るのは問題だ」「農業だけで食べていけないから、兼業せざるをえない」「食料自給率は引き上げなければならない」「企業参入を進めれば、農業は活性化する」「日本の農業コストが高いのは、土地の価格が高いためだ」等々。
この本を読み終えるまでに、読者の皆さんはこれらが正しいかどうかを判断するファクツを見つけるでしょう。本書を読めば、日本の食と農についての重要な事実、考え方が身につきます。そして、読み終われば、食料や農業についてのこれまでの見方が一変します。

農水省時代には国際交渉で活躍し、中山間地の農業問題の解消に取り組み、国内外の政策に通じ、スタンダードな経済学をベースに国際的な視野から農業を真に発展させる政策への転換を長年にわたり訴えてきた著者が、政策担当者、研究者としての経験、見聞、観察、知識のすべてを総動員し、だれにもわかりやすく噛み砕いて、日本の食と農の本当の姿を伝える入門書の決定版です。

農業=食料生産に関わる問題だけでなく、食の流通・消費も含めたフード・システム、食の安全保障・食の安全、持続可能性、国際的な規律、政策の歴史、技術革新を踏まえた展望など、幅広い内容です。「食料安全保障と多面的機能の維持」という農業政策の基本目的に沿った現実の紹介を行い、ポジティブな日本の食と農の未来への展望を示します。

内容説明

東大講義をもとにした総合解説書!食と農にまつわる誤った通念を取り払う。ファクツをもとに、日本農業の実態と可能性をまるごと、正しく伝える。

目次

ファクツとロジックで考えよう
食料・農業政策の目的と政治:なぜ望ましい政策が実行されないのか?
日本の食料・農業・農村のファクツから出発しよう
食料・農業のセオリーとアプリケーション:ベーシックな経済学
世界の食料・農業事情と持続的な農業
食料安全保障について考える
食の安全について考える
フードシステムと食料消費について考える
食料・農業および食の安全についての国際規律
日本の食料・農業政策の歴史と思想
日本の食料・農業政策
概要と改革の方向
新技術と日本農業の可能性

著者等紹介

山下一仁[ヤマシタカズヒト]
キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)研究主幹、経済産業研究所(RIETI)上席研究員。東京大学法学部卒業、農林省入省。ミシガン大学行政学修士、同大学応用経済学修士、東京大学より博士号(農学)を取得。農林水産省農村振興局次長、東京大学公共政策大学院客員教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

My

1
実習先の控え室で知らない看護実習生が厳しく指導されてる横で暇を持て余して一気に読んだ。筆者の減反政策廃止への思いの強さがよく伝わってきた。これ読んで以来、日経新聞の見出し見た瞬間に筆者の記事に気づけるようになるという、人生で5000番目ぐらいに無意味な特技を手に入れた2022/11/02

Go Extreme

1
ファクツとロジックで考えよう 食料・農業政策の目的と政治:なぜ望ましい政策が実行されないのか? 日本の食料・農業・農村のファクツから出発しよう 食料・農業のセオリーとアプリケーション:ベーシックな経済学 世界の食料・農業事情と持続的な農業 食料安全保障について考える 食の安全について考える  フードシステムと食料消費について考える 食料・農業および食の安全についての国際規律 日本の食料・農業政策の歴史と思想 日本の食料・農業政策:概要と改革の方向 新技術と日本農業の可能性2022/05/13

コバ

0
農業は工業などと違い、年間の仕事量が平均化されていなかったり、かけた労力に対する生産量が一定でなかったりする。その分新しいシステムの導入が有効となる。 現在の農業の問題や、過去の農業政策の歴史などを理解する際にはファクツとロジックに気をつける必要があり、これまで語られてきた常識やフェイクニュースに踊らされてはいけない。2022/07/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19324547
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。