内容説明
西洋に範を取ることから始まった近代産業教育の歩みを、中等教育や女子教育、メディアや地方の観点も含めて一望。とりわけ教育家の思想や実践に着目し、学校の果たしてきた役割に光を当てる。現代の産業社会が抱える教育課題の解決のために必読の書。
目次
産業教育学へのプレリュード
伝統社会における人間と産業
近代産業教育の国際関係
産業国家の教育戦略
近代産業の啓蒙と教育
戦前期工業教育の思想と実践
戦前期農業教育の思想と実践
戦前期商業教育の思想と実践
戦前期産業社会の女性役割
戦前期産業教育の地域実態
現代産業社会の教育課題
著者等紹介
三好信浩[ミヨシノブヒロ]
1932年大分県日田市に生まれる。1961年広島大学大学院教育学研究科博士課程修了。大阪市立大学助教授、広島大学教授、比治山大学学長などを経て、広島大学および比治山大学名誉教授、教育学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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