鮎川義介と経済的国際主義

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  • サイズ A5判/ページ数 368,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815806965
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3031

出版社内容情報

第34回サントリー学芸賞受賞

内容説明

日産財閥を満洲に移駐してその経済開発を一手に担った男の、経済的自由主義のヴィジョンとは何か。統制経済と闘い、米国資本導入による日満の開発によって、日米開戦回避のために死力を尽くした希代の経営者の活動をダイナミックに描き、日米関係史の忘れられた水脈を浮かび上がらせる。日産自動車創業者の知られざる闘い。

目次

鮎川義介と日米関係
第1部 日産の創業から満洲国へ(経済的国際主義―一九三七年以前の鮎川とアメリカの産業への関心;満洲重工業の設立と満洲への米国資本導入構想;鮎川と米国フォード社との提携交渉―一九三七~四〇年 ほか)
第2部 太平洋戦争から戦後復興へ(平和への奮闘―鮎川とフーヴァー元米国大統領;満洲重工業開発総裁の辞任と太平洋戦争期の活動;「共通の利益」の再創造―日米関係一九四五~四八年 ほか)
終章 鮎川の外資導入構想の今日的意義

著者等紹介

井口治夫[イグチハルオ]
1964年フィリピン・マニラ市に生まれる。1995年シカゴ大学大学院歴史学科修了(Ph.D.History)。同志社大学アメリカ研究所・アメリカ研究科助教授などを経て、名古屋大学大学院環境学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

19
満洲国で鮎川が初代総裁となった満洲重工業株式会を中心に、満洲に米国資本を導入し経済開発を進め、日米経済の発展と緊密化を通じた両国関係の強化を図る試みと、その失敗。戦後の経済復興構想の中核として、米国資本や外資の直接投資や間接投資の導入、独立した中小企業の形成、直接金融の企業金融における優位性の再構築など、様々な鮎川の挑戦が描かれる。更に本書では、ハーバート・C・フーヴァー元大統領と鮎川の国際政治経済に対する見方の類似性にも注目し、双方の日米開戦回避の動きも考察。ここは興味深かった。2021/06/12

tekutekukiyo

2
日産財閥を満洲に移駐してその経済開発を一手に担った鮎川儀介。米国資本導入による日満の開発によって日米開戦回避のために死力を尽くした事など 現代では忘れられている。2018/10/08

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