内容説明
ナノスケールの炭素が生み出す多彩な姿を、ピーポッドやグラフェンなどの最新の話題も含め平易に解説。
目次
マイクロクラスターとフラーレン:歴史的な背景
炭素クラスターの構造とダイナミックス
C60とフラーレンの生成法
フラーレンの分離と精製
フラーレン分子の構造と電子状態
固相フラーレン
フラーレン化合物
金属内包フラーレン
カーボンナノチューブの成長と構造
カーボンナノチューブの物性とグラフェン
ナノピーポッド
自然界と宇宙におけるフラーレン
著者等紹介
篠原久典[シノハラヒサノリ]
1953年埼玉県生まれ。1979年京都大学大学院理学研究科博士課程中退。現在、名古屋大学大学院理学研究科教授、理学博士。研究テーマ:ナノカーボンの創製、評価と応用
齋藤弥八[サイトウヤハチ]
1953年愛知県生まれ。1980年名古屋大学大学院工学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院工学研究科教授、工学博士。研究テーマ:ナノスケール物質の創製、評価と応用(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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