出版社内容情報
第36回大佛次郎賞
内容説明
日本の近代・現代の書の歴史を、文学者や画家など知識人の書、生活者の日常書字や印刷文字までも含めて、表現された書の丹念な解読により全体として捉えた、石川九楊のライフワーク。
目次
前史
近代政治家・企業家の書
近代書の起源
漢字の近代化
平仮名の近代化
現代書の起源
近代知識人の書
近代画家の書
近代・現代の肉筆と印刷
現代書への転換点
現代書
書の現在
著者等紹介
石川九楊[イシカワキュウヨウ]
1945年福井県に生まれる。1967年京都大学法学部卒業。現在、書家、京都精華大学教授。著書に『書の終焉―近代書史論』(同朋舎出版、1988年、サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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