出版社内容情報
開発国家体制の後退により、転機を迎えたアジア諸国の法制度をめぐる開発支援のあり方を、基礎的な方法論から、良い統治、コミュニティ・ジャスティス、法整備支援などの今日的課題までを含めて体系的に叙述、初学者から専門家までの幅広い要請に応える決定版。
目次:
序 章 開発法学の方法
第Ⅰ部 法と政治発展
第1章 ポスト開発国家の法と政治システム
第2章 ポスト開発国家の統治構造
第3章 ポスト開発国家の人権・開発・文化
第4章 グローバリゼーション下での政治と法
第Ⅱ部 法と経済発展
第5章 市場システムと法――アジア競争法の生成
第6章 企業システムと法――アジア型企業統治と法
第7章 グローバリゼーション下での経済と法
第Ⅲ部 法と社会発展
第8章 アジア型社会保障システムとその変容――貧困と法
第9章 コミュニティ・ジャスティスの課題
第10章 グローバリゼーション下での社会と法
第Ⅳ部 国際開発協力と法
第11章 日本の国際開発協力体制と法
第12章 法制協力と法の移植
終 章 アジア・ポスト開発国家の法システム――21世紀社会の展望
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