出版社内容情報
半球規模のスケールから伊勢湾岸地域を位置づけ,他の湾岸地域と対比させな
がら,局地気流や循環,局地不連続線とこれに伴う大気汚染,居住気候環境と
気象災害などの伊勢湾岸地域特有の現象を,局地気候学的立場から明らかにし
ている。今後の地域開発や都市計画の基礎資料となろう。
内容説明
グローバルなスケールで伊勢湾岸地域をとらえ、他の湾岸地域と対比しながら、20年以上におよぶ調査・研究をもとにして、局地気流や循環、局地不連続線とこれに伴う大気汚染、居住気候環境と気象災害など伊勢湾岸地域特有の現象を、局地気候学的立場から明らかにする。
目次
1 大気大循環と中緯度偏西風
2 気圧配置と日本の気候
3 局地風
4 局地気圧と気流分布
5 局地不連続線
6 気温の局地性
7 大気汚染の局地性
8 流域の局地循環
9 気候と生活