内容説明
世界的なベストセラー「マクギニス」日本語版ついに登場!
目次
序章 なぜバイオメカニクスを学ぶのか?
1 外的バイオメカニクス―外力と、それらが身体とその動作に及ぼす影響(力―平衡の維持あるいは動きの変化;並進運動学―並進運動する物体の記述;並進運動力学―並進運動の原因を説明する;仕事、パワー、エネルギー―ニュートンを用いずに運動の原因を説明する;トルクとカのモーメント―平衡の維持または回転運動の変化;回転運動学―物体の回転運動の記述;回転運動力学―回転運動の原因を説明する;流体力学―水と空気の影響)
2 内的バイオメカニクス―内力と、それらが身体とその動作に及ぼす影響(生体組織の力学―身体に作用する応力とひずみ;骨格系―身体の剛体構造;筋系―身体のモータ;神経系―筋骨格系の制御)
3 バイオメカニクスの原理の応用(定性的バイオメカニクス分析による技術の向上;定性的バイオメカニクス分析によるトレーニングの改善;傷害発生を理解するための定性的バイオメカニクス分析;バイオメカニクスのテクノロジー)
著者等紹介
柳谷登志雄[ヤナギヤトシオ]
順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科先任准教授。埼玉大学教育学部、東京大学大学院総合文化研究科博士(人間科学、早稲田大学)。スポーツバイオメカニクス、運動生理学、トレーニング科学、特にランニングの科学。バスケットボール(中学)、陸上競技(高校・大学)。’91世界陸上東京大会での日本陸連科学委員会の活動に感銘を受けてスポーツ科学の道に進む。2004年から日本陸連科学委員。大学院時代に趣味でスカッシュを始め、順天堂大学着任後にスカッシュ部部長兼監督に就任
川本竜史[カワモトリュウジ]
大東文化大学スポーツ・健康科学部教授。慶應義塾大学環境情報学部、東京大学大学院総合文化研究科博士(学術)。スポーツバイオメカニクス、動作分析、サッカーサイエンス。専門競技はサッカー。2005年のスポーツ・健康科学部新設に合わせて大東文化大学に着任。同年、女子サッカー部を創設し監督に就任。授業ではスポーツバイオメカニクスやコーチングサッカーなどを担当しながら現在に至る。第27回ユニバーシアード競技大会(2013/ロシア・カザン)サッカー女子日本代表コーチ、第29回全日本大学女子サッカー選手権大会第3位。(公財)日本サッカー協会公認A級指導者・47FAチューター。イングランドサッカー協会公認International Coaching License取得
長野明紀[ナガノアキノリ]
立命館大学スポーツ健康科学部教授。アリゾナ州立大学学際的博士課程プログラム(運動科学)Ph.D.筋骨格系シミュレーション、動作解析、モーションキャプチャー。研究室ではスポーツ・日常生活動作全般を研究対象にする
谷川聡[タニガワサトル]
筑波大学人間総合科学学術院准教授。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士(体育科学)。コーチング論・トレーニング学・ハイパフォーマンストレーニング。陸上競技110mHでオリンピックに2回出場・2度の日本記録更新。陸上だけでなく球技種目のスプリントおよび方向転換などの研究をしながら、ハイパフォーマンス競技者のトレーニング指導をおこなっている
広瀬統一[ヒロセノリカズ]
早稲田大学スポーツ科学学術院教授。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科、東京大学大学院総合文化研究科博士(学術)。アスレティックトレーニング、発育発達。東京ヴェルディ、名古屋グランパス、京都サンガ、ジェフ千葉のユースアカデミーでフィジカルコーチを歴任。2008年から東京オリンピック2020までサッカー女子日本代表チームフィジカルコーチを務める。早稲田大学スポーツ科学学術院教授としてアスレティックトレーニング、特にスポーツ外傷・障害予防やパフォーマンス向上のためのコンディショ二ングに関する研究を行い、科学的根拠に基づいた指導を実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。