出版社内容情報
糖は脳を回復させているのではなく、脳を劣化させている!
糖の危険性と脳を守るための方法を、医師の牧田善二が解説。
脳の栄養源はブドウ糖だけ。
集中力を高めたいから、甘いものを摂っておこう。
ごはんを食べれば、幸せな気持ちになれる
……すべてキケンな勘違いです!!!
糖は脳を回復させているのではなく、糖が脳の機能低下を引き起こしていることをぜひ知ってください。
そして脳にとって最適な栄養源は、糖ではなく「ケトン体」。
糖質より効率的かつ安定的にエネルギーを供給でき、脳の酸化ストレスを軽減し、神経細胞の損傷を防ぐことがわかっています。
さらに、ケトン体は体に蓄えられた脂肪を利用するため、ダイエット効果さえ得ることが可能です。
本書は、糖と脳の危険な仕組みや脳を守るための方法までを、糖質オフの第一人者でベストセラー医師の牧田善二医師が解説します。
【目次】
はじめに
【1章】
◎脳をダメにする元凶「あなたの勘違い」
あなた、間違っています!
その不調はみんな糖質のせい
甘いものを摂ると幸せを感じる人は危ない
糖化という最悪の老化現象
あなたをつくるあなたの脳
【2章】
◎あなたの脳の現在地
脳の基本的仕組み
脳は全身を支配する=神経と脳
脳は神経の塊
脳には「優しい栄養」が必要です
「良い脳」ってなんでしょう
◎大事な脳が、すでに破壊され始めている
現代人の脳はクタクタ
すぐにキレるのも糖のせい
脳の劣化は二つのルートで深刻化する
【3章】
◎脳をダメにする血糖値スパイク
あなたの血糖値はどう動く?
高血糖で一瞬起きること
高血糖に続く低血糖で集中力激減
健康な人にもこんなことが起きている
◎「脳をシャキッと習慣」が思考力を低下させる
ブドウ糖サプリは今すぐやめなさい
こんなものに頼るとバカを見る
◎白米もラーメンも血糖値スパイクの元
そもそも「糖」ってなんでしょう
糖質中毒になっている脳
脳は頼りないからダメになる
脳は真面目だからダメになる
悪魔の仕掛けがいっぱい
【4章】
◎糖化が起きるメカニズム
老化の原因、酸化と糖化
糖化を進めるAGE
AGEが脳を壊す二つのルート
◎認知症も糖化から
認知症患者の脳にはAGEがいっぱい
ピック病やパーキンソン病にも関与するAGE
◎糖と糖尿病と脳の危機
糖尿病に罹る人は認知症になりやすい
脳でも働くインスリン
脳が糖尿病状態になるとき
インスリンとアミロイドβ、どちらを処理すべきか
糖質を遠ざけることがすべて
【5章】
◎まずはマインドチェンジしよう
体に悪い糖が脳に良いはずがない
あなたがウソを信じてしまった理由
栄養学より生化学
◎ケトン体を目覚めさせよ
人類はケトン体で生きるべき
ケトン体はこう使われる
ケトン体は効率的
ケトン体は超優秀
ケトン体が誤解されたワケ
◎糖質制限でケトン体質になる
牧田式糖質制限が最適なワケ
あなたを太らせるのは糖質だけ
脂質はくれぐれも良いものを
◎牧田式糖質制限はどうやるか
まずは取り組むだけで価値があること
甘くなくても糖質だらけの食生活
果物は健康的ではありません
◎糖質制限がうまくいく工夫
単体で食べない
食べる順番
分けて回数を



