出版社内容情報
どんな手を使っても、あなたの隣を、誰かに譲る気はない。
内容説明
バルゴアで平和な日々をおくるシンシアとテオドール。そんなふたりのもとに、王都から手紙が届く。差出人は、テオドールの父である、ベイリー公爵。ベイリー公爵は、シンシアとテオドールの婚約に反対している様子。国王陛下に直接婚約を認めてもらうため、王都へと向かうふたり。王都では、テオドールの弟・クルトと、元婚約者・アンジェリカも、テオドールに会いたがっていた。ふたりは無事、正式に婚約者となれるのか―?
著者等紹介
来須みかん[クルスミカン]
投稿サイト「小説家になろう」や「アルファポリス」で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
41
またもや読み友さんがチェックを入れておられたので、私も読んだはず・・と1巻目を確認したら2巻目が積んであった。1巻目再読しやっと2巻目読了。「社交界の毒婦・・」を書かれたみかんさんの男性虐げられバージョン。しかも同じターチェ伯爵家にやってきたパルゴア家の令嬢が主人公。育ちがいいというか愛されて育つって読んでいて気持ちがいいです。お陰で今日はこの作家さんの「社交界の毒婦・・」のパルゴア家の長男のと2種類、再読して楽しみました(*^^*)2025/07/01
蒼
1
kindle2025/05/11
レイン
0
完結。 主人公シンシアが箱入りのおどおどしたお嬢様のようで、田舎育ち故の快活さも持っているのが微笑ましくも好ましいこのシリーズ。この巻でも決めるときはびしっと決める姿がまさにヒーローだった(笑) 前の巻でやらかした連中があっさり反省してるのがちょっとご都合かなぁとは思ったし、ザマァがぬるいとは思ったが、テオドールの言うとおり「どうでもいい」ことではあるか、と。 肝心のテオドールは知恵者あるあるの腹黒さもありつつ、シンシア限定でウブなのが可愛い。 とても爽やかな読了感だった。2025/06/21