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出版社内容情報
如何にして彼女は《万能者(ペルセウス)》となったのか――
大人気の「ダンまち」シリーズ外伝に新作が登場!!!
それは神の眷族が紡ぐ歴史の欠片――。
「『幽霊船』?」
多忙な日々を送るアスフィのもとに届いた冒険者依頼。港街沖に出没する謎の
『幽霊船』に、用心棒のリューとともに乗り込むヘルメス・ファミリアだったが、
「メリルとネリーが幽霊にさらわれた! それに……疾風まで!!」
数多の亡霊、消える仲間、相次ぐ怪奇現象。
船は魔境に誘うように海を進み、辿り着いた先は――在りし日の海底都市。
「私の故郷……海国(デイザーラ)!?」
混沌渦巻く霧と海の迷宮の中、究明の刃を【万能者】が突き立てる!
海国の王女が英雄の靴を履く前日譚も収録されたクロニクル・シリーズ第四弾!
【目次】
内容説明
それは神の眷族が紡ぐ歴史の欠片―。「『幽霊船』?」多忙な日々を送るアスフィのもとに届いた冒険者依頼。港街沖に出没する謎の『幽霊船』に、用心棒のリューとともに乗り込むヘルメス・ファミリアだったが、「メリルとネリーが幽霊にさらわれた!それに…疾風まで!!」数多の亡霊、消える仲間、相次ぐ怪奇現象。船は魔境に誘うように海を進み、辿り着いた先は―在りし日の海底都市。「私の故郷…海国!?」混沌渦巻く霧と海の迷宮の中、究明の刃を【万能者】が突き立てる!海国の王女が英雄の靴を履く前日譚も収録されたクロニクル・シリーズ第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
47
まぁ、それなり。 オラリオ一の苦労人と称されるアスフィにスポットを当てた内容で、ファミリアの活躍や、ヘルメスに振り回される気苦労と出会いはよく書けていたと思うけれど、これといって驚きはなかったかな。2025/11/08
よっち
24
多忙な日々を送るアスフィのもとに届いた冒険者依頼。港街沖に出没する謎の『幽霊船』に、用心棒のリューとともに乗り込むクロニクル第4弾。数多の亡霊、消える仲間、相次ぐ怪奇現象。仲間のメリルとネリーが幽霊にさらわれ、さらにはリューまで姿を消す中、船は魔境に誘うように海を進み、辿り着いた先は在りし日の海底都市。個性的な団員たちもよく動いていて、全ての因縁が繋がっていくストーリーもなかなか良かったですが、ヘルメスたちと出会ったエピソードですでにオラトリア屈指の苦労人の片鱗が現れていたことに思わず笑ってしまいました。2025/10/10
こも 旧柏バカ一代
20
どこか掴みどころのないヘルメス・ファミリアに焦点を当てた物語。港街メレンで幽霊船を調査したアスフィは、仲間の裏切りと過去を乗り越え、アルテナ軍艦を撃破し“苦労人の英雄”となる物語と、白城でヘルメスと出会った“鳥籠の王女”の過去も描かれ、彼女の運命とヘルメス・ファミリア誕生の原点の物語。アスフィはヘルメスを蹴っても良いと思う。蹴ってるか。 HPにて加筆。https://www.kashiwa1969.online/familia-chronicles-episode-4-review/2025/10/12
Comit
15
購入本〜ダンまちクロニクルシリーズ、待望のアスフィ編。現団長アスフィの出自に触れる「フォルケンバーグに花束を」、幼きアスフィと神ヘルメス、前団長リディスとの出会いを描いた「Damsel in distress 〜Hello Perseus!!!」、2本の中編。彼女がペルセウスと呼ばれる所以がわかる一冊。今作はラノベ作家西島ふみかるさんが執筆協力されてるとのことですが、違和感なく読めました。クロニクルシリーズ最高✨2025/11/11
bluets8
7
流石はオラリオで苦労人ランキング断トツ一位をひた走るアスフィ(大体神ヘルメスの所為)の物語、生い立ちも巻き込まれる事件もそれはもう不幸というか気の毒というか、「アスフィさん強く生きて」って言いたくなる。特に彼女の出生からヘルメス・ファミリアに入ってしまったエピソードが語られる二話目は、周りの大人が親も城内の人間も助け出す方までもクズばかりで、苦笑と涙を禁じ得ない。これは少女アスフィがキレ散らかすのもしょうがない。本編では万能選手の便利屋なアスフィの為人が知れる良いエピソードだった。2025/10/24




