出版社内容情報
「2人に1人はがんになる」時代の必読書
これまでの常識をくつがえす最新知識と、医学的エビデンスに基づいた、誰でも今日から実践できる食・運動習慣。
「がんにならないためには、今から何をすればいいのだろう?」
本書は、そんな不安と疑問を抱いている多くの人に向けて、
がん予防の正しい行動を、最新の医学的エビデンスから解説していく一冊です。
がんの専門医、研修者である著者が、数多くの論文から信用できる情報を抽出。
食事・運動・睡眠などに関する正しい知識を身につければ、「2人に1人はかかる」病気であるがんを予防するために、日頃から何に気をつければいいのかが分かります。
内容説明
がんは「2人に1人はかかる」といわれている、誰にとっても身近な病気です。しかし、「がんにならないためには、具体的に何をすればいいの?」―そんな疑問と不安を、漠然と抱いている人が大半でしょう。本書では、膨大な医学研究に裏付けされたがん予防の真実を、専門医が丁寧かつシンプルに紹介します。エビデンスに基づいた、簡単なのに効果大の健康習慣で、確かな予防につなげましょう。
目次
1章 最新医学が証明!がんを寄せつけない食習慣(「お昼はコンビニ飯」は、続けるほどがんリスク増;毎日80g以上の赤肉を食べる女性は、大腸がんリスクが48%増;卵を1日2個以上食べると、がん死亡リスクが3・2倍 ほか)
2章 運動嫌いでもできる!本当に正しい、体の動かし方と休息の取り方(1日7時間以上座ると、乳がん、膵臓がん、肺がんのリスク増;筋トレは週に30分がベスト;1~2分間以内の「短い運動」を行う ほか)
3章 がんにまつわる素朴な疑問(がん家系って本当にあるの?;花粉症の人はがんになりやすい?;風邪をひきやすい人はがんになりやすい? ほか)
著者等紹介
佐藤典宏[サトウノリヒロ]
がん専門医、医学博士。帝京大学福岡医療技術学部医療技術学科教授。福岡県生まれ。九州大学医学部卒。2001年から米国ジョンズ・ホプキンズ大学医学部に留学し、多くの研究論文を発表。1000例以上の外科手術を経験し、日本外科学会専門医・指導医、がん治療認定医の資格を取得。がんに関する情報を提供するため、YouTube「がん情報チャンネル・外科医 佐藤のりひろ」を開設、チャンネル登録者20万人超(2025年5月時点)。2023年4月、がん患者さんの悩みや質問に個別に答える「がん相談サロン」をスタート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。