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出版社内容情報
二度目の勇者が最速・最短で突き進む、超効率的魔王討伐譚、開幕!
勇者ジークはついに魔王を倒すことに成功した。だが、その道のりは
多くの犠牲を伴う壮絶なものだった。
様々な想いを胸に帰還するジーク。しかしその途中、彼は時空のひずみに呑み込まれ、気がつくと勇者に覚醒する以前に戻っていた!
絶望に呑まれかけたジークだったが、彼は決意を新たにする。
「次は間違えない。今度こそ誰も失わずに魔王を倒してみせる!」
ジークは前回の知識を活かし、たった一人で魔王討伐の旅を始める。最速でスキルを入手し、伝説の武器を使いこなして魔族を殲滅していく。
「最強になれば仲間はいらない」
内容説明
勇者ジークはついに魔王を倒すことに成功した。だが、その道のりは多くの犠牲を伴う壮絶なものだった。様々な想いを胸に帰還するジーク。しかしその途中、彼は時空のひずみに飲み込まれ、気がつくと勇者に覚醒する以前に戻っていた―!絶望に呑まれかけたジークだったが、彼は決意を新たにする。「次は間違えない。今度こそ誰も失わずに魔王を倒してみせる!」ジークは前回の知識を活かし、たった一人で魔王討伐の旅を始める。最速でスキルを入手し、伝説の武器を使いこなして魔族を殲滅していく。「最強になれば仲間はいらない」二度目の勇者が最速・最短で突き進む、超効率的魔王討伐譚、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
20
蠱毒で仲間が死ぬと強くなる勇者。多くの仲間を犠牲にして魔王を倒した勇者は孤独になっていた。そして気がつくと過去に戻っており、今度は仲間を犠牲にしないで1人で魔王を倒そうとする。その手始めに勇者のでの証が出る右手を切り落としおった!我ドン引き。2025/05/16
真白優樹
11
多くの犠牲の果てに魔王を斃すも時空の歪みに巻き込まれ時を戻った勇者が、今度は一人で魔王を討伐すべく立ち上がる物語。―――もう仲間はいらない、誰も失いたくないから。 超効率的英雄譚、とは言っているが中身はシリアスみの強い物語であり、誰にも明かせぬままに全てを背負い頑張る勇者の痛々しい活躍に胸が痛くなる巻である。その心は変えられないから、断り切れずに背負い込み。失いなくないから仲間はいらないのに仲間は出来ていく。果たして勇者は、自身の呪いを超えるほどに強くなれるのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/05/17
はじめまこと
7
いやぁ面白い! 良い逆行転生だ ちゃんとイベントをイベントとして処理せずに事象ごとに分割して考え、各事象を「強くなる」という目的のために最適化してイベントを再配置しており、逆行転生として理想的 主人公も諦念と無頼の中に激しい後悔があって良い 序盤、世界に与える影響を最小限にしながら自分の強さへの寄与を最大化していて、逆行転生者として理想的なムーブですよ 勇者覚醒イベントで周りの敵が死ぬ処理を使ってパワーレベリングするの、あまりに思考回路がRTA勢 ↓2025/06/27
水無月冬弥
4
よくある人生をもう1回繰り返す物語でした。魔王を倒した直後に、過去に戻るというのは、心が折れるんじゃないかと思いつつ、読んでいたのですが、まさか、こんな事情があるとは。これは、これはつらい。勇者に救いがあらんことを……2025/06/01
史
2
逆行モノ。しかしどこかこうゲーム的過ぎるのではないだろうか。GA文庫はこう曇らせとか悪意とか描くのが大好きなレーベルなわけで、そのメタとしての話なのかもしれない。楽しめるし熱さもある。ただそのことがゲーム系転生との差別化されてないようにも思える。主人公のその精神面はやはりキャラクターではなくプレイヤー的なものではあるかな。回想も最後に付け足されても困るなあ。物語の熱量に対してのイマイチテンションはあがらないのはやっぱり細かい部分の粗さゆえなんでしょうかねえ。まあ、まあ。2025/07/23