SB新書<br> 生き延びるための会話―他者と生きることの哲学

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生き延びるための会話―他者と生きることの哲学

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815629434
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0210

出版社内容情報

他者と生きるために、いま一番大切なこと。

東畑開人さん推薦!(新書大賞2026受賞作『カウンセリングとは何か』著者)
「会話は生きたり、死んだりする。壊したり、壊されたりする。ふしぎとしか言いようがない。この謎を村上さんが解き明かしてくれる。」

AIの進化によって、「言葉」は日常に溢れるようになった。しかし、加速する現代社会では、生活に息づく「会話」が失われようとしている。なぜ、会話はうまくつづかないのか。なぜ、居心地の悪さを感じるのか。何でもない会話ができるところにこそ、真に安全に生きるための場所はひらかれる。実践者の声と哲学的思考を往復しながら練り上げた、「ケア」の最前線。


【目次】

【目次】
第1章 言葉があふれ、言葉が失われる
第2章 会話はなぜ大事なのか
第3章 生き延びるための会話
第4章 対話と沈黙
第5章 声を聴く方法
終 章 この社会で言葉を取り戻すためにできること

内容説明

他者と生きるためにいま大切なこと。テクノロジーの発展によって、「言葉」はあふれるようになった。しかしそれに対して、加速する現代社会では、生活に息づく「会話」が失われようとしている。何でもない会話ができるところにこそ、真に安全に生きるための場所はひらかれる。実践者の声と哲学的思考を往復し、「人生にとって会話とは何か」を示す、息苦しさへの処方箋。

目次

第1章 言葉があふれ、言葉が失われる
第2章 会話はなぜ大事なのか
第3章 生き延びるための会話
第4章 対話と沈黙
第5章 声を聴く方法
終章 この社会で言葉を取り戻すためにできること

著者等紹介

村上靖彦[ムラカミヤスヒコ]
1970年、東京都生まれ。大阪大学人間科学研究科教授、感染症総合教育研究拠点(CiDER)兼任教員。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程満期退学。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第七大学)。専門は哲学、現象学的質的研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

nobu

1
著者の最新刊。これまでの著者の考察がさらに進み、腑に落ちることが多い書であった。「利害とは無縁な仲間を持てず、無駄を愛せないとき、僕たちは効率や管理の要請を内面化して市場の歯車となり、他の人たちにも組織の論理を押し付ける」だから無駄話という会話を続けることが「生きるスペース」を作り出し、その中で愛とも自分も大事にできる対話が生まれ、その中で自分についての言葉と自分たちのしたいことが自然と見つかってくる。2026/07/05

1996

0
面白いテーマだった。 会話はゴールを決めない。アドリブであり、対話とは異なる。会話も対話も、相手から話を聞き出すためには安心感が必要。安心感を前提とした沈黙が、話し手の深いところにある言葉を生み出すことにつながる。 ただ、安心出来ないために沈黙になってしまうこともある。 全体的に少しくどい。似たようなことを言い方を変えて繰り返してる感が強く、読み進める勢いが出なかった。 職場でも、もう少し雑談増やしてみようかな。生成AIに仕事の相談もするようになって、人と話す頻度が間違いなく減ってる気がする。2026/07/12

天ぷら

0
速読。SNSの言葉、LLMが生み出す言葉、人同士の会話が減ったのに世の中に溢れる言葉ばかりが増えて行く世界の中で言葉を使うにはチカラが必要だ。ちょっと出かけるとか、腰をあげないと、会話ができない世の中になってしまった。 終盤のヤングケアラーの女性の話は刺さる。会話がなく閉じていておかしな世界をあたりまえと思って生きている人と一緒に外へ行きたい。2026/07/08

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