出版社内容情報
・ストレスがたまると消化不良になる理由―脳と腸の相関関係
・カルシウム、鉄分、亜鉛が不安をやわらげる
…名医が教える不安を消す食べ方・食べ物
精神科医であり、かつ栄養士、調理師である著者が、最新の科学的研究をもとに食を通して不安に対処しメンタルを強くする方法を教える。著者の前作 『This is your brain on food』 (『脳の不調を治す食べ方』 KADOKAWA 2021年刊) は米国で全フォーマットを合わせて約20万部のベストセラーとなり、世界約20か国で刊行された。本作では、現代社会で大きな問題となっている不安にとくに焦点をあて、栄養と不安との関係、不安がいかに身体と脳に影響を与えるか、などを著者が診察した事例をまじえて解説してゆく。また、自分の力でメンタルを強くするための食事法やレシピも紹介している。
内容説明
ハーバードの栄養精神科医が教える、メンタルを強くする革新的なアプローチ。免疫力を高め、不安を軽くし、心の健康を整える画期的な一冊!
目次
第1部 メンタルと食 何が問題か?(いま世界中で蔓延する不安;腹を探る;不安への免疫力;脳の炎症;不安と食欲ホルモン「レプチン」;代謝異常の危険性)
第2部 いったい何を食べればいいのか?―解決策(主要栄養素のとり方;微量栄養素のとり方;バイオアクティブ(生理活性物質)とハーブ
不安・うつに効く食材を買う)
第3部 メンタルにいい食事・献立(心を落ち着かせるための6つの柱;不安と闘うための食事計画を立てる;心が落ち着くキッチンをつくる)
付章 メンタルを強くする最強レシピ
著者等紹介
ナイド,ウーマ[ナイド,ウーマ] [Naidoo,Uma]
精神科専門医(ハーバード大学医学大学院)、プロのシェフ(ケンブリッジ・スクール・オブ・カリナリー・アーツ)、そして栄養の専門家(コーネル大学)である。現在はマサチューセッツ総合病院の栄養およびライフスタイル精神科の責任者として、精神疾患、身体疾患を抱える人への栄養に関するアドバイスを行い、マサチューセッツ総合病院精神医学アカデミーで栄養精神医学の責任者を務める。現在、アメリカ精神医学会から依頼された栄養精神医学分野の初のテキストを執筆中
〓〓みどり[タカセミドリ]
アメリカ・テキサス州生まれ。東京大学文学部卒業
小巻靖子[コマキヤスコ]
大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)英語学科卒業。都市銀行で経済・金融関連の翻訳に従事。退職後、出版翻訳に携わる。訳書に『運動しても痩せないのはなぜか』(草思社)、『移民の世界史』(東京書籍)、『サブスクリプション・マーケティング』(英治出版)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。