出版社内容情報
これまでの勉強には「新しい知識を注入し、知識の貯蔵量を増やす」という固定観念があった。
中高年になれば、学生時代に身につけた基礎学力と、社会人になってから蓄積した知識や経験は、膨大な量になる。だが知識を偏重するあまり、使いこなせていない人が多いのも現実。
新時代を迎えるいま、中高年には知識習得型の勉強ではなく、その豊富なリソースを活用して、いかに人生に役立てるかが大事になる。
知識依存から脱却し、思考をアウトプットできる人になる新習慣のすすめ。
内容説明
老年期を迎える前の「いま」、生き方も発想も転換しよう!勉強とは、「強いて勉めるもの」。中高年からは、この概念から自分を解放しましょう。読者のみなさんと勉強ではない「ラクして楽しい学び」を共有していきたい、というのが本書の狙いです。ぜひ、「昨日より今日、今日より明日」がより楽しい時間になるために、「強いて勉める学び」ではなく、「ラクして楽しい学び」へと発想も生き方も転換しましょう。
目次
序章 「60歳からは勉強するのをやめなさい」
第1章 60歳からは無理なインプットより、ラクして楽しいアウトプット
第2章 60歳からは気分よく賢くなる!ラクして楽しい「らくらく学習」
第3章 人生後半を豊かにする!自由で柔軟な「のびのび思考」
第4章 人生後半の世界が広がる!人とつながる「アウトプット術」
第5章 60歳から脳が若返る!前頭葉が喜ぶ「ときめき習慣」
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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