出版社内容情報
※本書は2018年2月に小社より刊行された『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』(SB新書)に、最新情報を加筆・改筆・再編集したものです。
4万9000部突破、第6回ブクログ大賞受賞 (「本好きのみんなで決める 本当に面白い本」人文・自然科学部門)の
ベストセラー書籍が、新版として最新情報にアップデートされ刊行!
★サイエンス作家・竹内薫氏が、「没入してしまう魔法の本」と5つ星の大絶賛! ! で超話題!
「数年に一度、気がついたら仕事を忘れて没入してしまう
魔法の本に出会うことがある、これがその一冊だ。」
「面白すぎる。うーん、幸せな読書体験をありがとう! 」
★堀江貴文氏絶賛!!!
「気軽に宇宙の最新情報を知るにはもってこいの1冊だ」
●我々はどこからきたのか?
銀河系には約1000億個もの惑星が存在すると言われています。
そのうち人類が歩いた惑星は地球のただひとつ。
無人探査機が近くを通り過ぎただけのものを含めても、8個しかありません。
人類の宇宙への旅は、まだ始まったばかりなのです――。
本書は、NASAジェット推進研究所で火星探査の技術開発に従事し、人気コミック『宇宙兄弟』の監修協力も務める著者が、人類の謎に挑む、壮大な宇宙の旅の物語です。
私たちはどこからきたのか。
どこへ行くのか――。
内容説明
人類の謎に挑む、壮大な宇宙の旅の物語。一九六九年七月二十日。人類がはじめて月面を歩いてからおよそ55年。宇宙の謎はどこまで解き明かされたのでしょうか。本書は、NASAの中核研究機関・ジェット推進研究所(JPL)で火星探査ロボット開発をリードしている著者による、宇宙探査の最前線。「悪魔」に魂を売った天才技術者。アポロ計画を陰から支えた無名の女性プログラマー。太陽系探査の驚くべき発見。そして、永遠の問い「我々はどこから来たのか」への答え―。宇宙開発最前線で活躍する著者だからこそ書けたイマジネーションあふれる渾身の書き下ろし!
目次
第1章 幼年期の終わり(ロケットの父の挫折;フォン・ブラウン―宇宙時代のファウスト ほか)
第2章 小さな一歩(嘘だらけの数字;無名の技術者の反抗 ほか)
第3章 一千億分の八(偉大なる降格;NASAに飾られた一枚の「塗り絵」 ほか)
第4章 Are we alone?(命とは何か?;最終手段の仮説 ほか)
第5章 我々はどこへ行くのか?(系外惑星探査の夜明け;ペガサス座51番星 ほか)
著者等紹介
小野雅裕[オノマサヒロ]
NASAジェット推進研究所(JPL)所属の惑星ロボット研究者。火星ローバー・パーサヴィアランスの自動運転ソフトウェア開発に携わり、現在は運用チームの一員として火星探査の最前線を支えている。また、土星の氷衛星エンケラドスの地底の海を探査し地球外生命探査をするためのヘビ型ロボット「EELS」の開発を主任研究員(PI)として率いる。1982年大阪生まれ、東京育ち。2013年5月よりNASA JPLにて勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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