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出版社内容情報
――これは、彼女が彼女と生きるための物語。
内容説明
処刑少女、堂々完結。これは、彼女が彼女と生きるための物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
魔導によって異世界に召喚されたハクアとアカリに対して求められる究極の選択。積み重ねられてきた様々な因果が意外な場所で激突する第11弾。ハクアとアカリ、メノウたちの壮大なバトルに、日本に似た異世界を作り上げて思ってもみなかったひとときを過ごしたりする中で、ハクアのことにもしっかりと決着をつけて、確実に変わりつつあることを感じさせたメノウだったり、彼女を思うアカリの覚悟はなかなか印象的でしたね。決めたはずの約束を思えばメノウの決断はな…とは思いましたけど、最後の最後でちゃんとしっかりとまとまって良かったです。2025/04/09
タイコンデロガ級
7
面白かったです! 前半でメノウ等4人vsハクアのガチバトル。 中盤以降は純粋概念『白』を宿して召喚された異世界人としての白上白亜にメノウ・アカリの2人が向き合う。 それにしても「我堂、お前さぁ!」って感じしますねww正直この最終盤でまさか『器』の我堂がこんなに関わってくるとは思ってなかったです。 何はともあれとてもいい幕引き(カーテン・コール)だと思いました! 一巻からずっと楽しませていただきました。素晴らしい作品を堪能させていただけたことに感謝です。2025/03/29
零崎夢織
4
時間が無いので登録のみ2025/04/27
こいこい
4
ここまで読んできて良かった感で満ち溢れた完結編。最終巻に相応しい壮大なバトルから、個人の内面世界に立ち返り、世界の変遷に繋げて行く筋の良さ。あるべきものはあるべき場所に帰り、全てが片付いて行く気持ちよさ。特にハクア周りがキレイにまとめられて個人的に嬉しい着地だった。ラスト数ページの追加エピソードまであり隙のない構成。「彼女が、彼女を〜」というキャッチコピーも物語が進むにつれ色合いを変えていったのも含めてここまで追ってきて良かった。満足。2025/04/04
woinary
4
ついに完結。中身のことは書きませんが、それぞれの道を歩き出したよう。最高の理想に向けて動いて初めて、最低限の望みがかなう。多くの場合、最低限の望みすらかなわないわけで、自分の生まれた意味は?と疑問を感じる事も。それでもメノウのようにすべてを受け入れて道を進むしかない。ある意味、死にたがりのメノウが見つけた生きる道。アンコールはそれぞれで創造するしかないですが、3人が揃っている限りは何とかやっていくのでしょう。最後、エピローグの摩耶の出会ったのは誰なんでしょうね。2025/03/16
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