出版社内容情報
この1枚で「生きづらさ」根本解決!
●「発達障害×タスク管理」
「紙1枚」仕事術とは、タスク管理の技法です。
「発達障害の仕事上の悩みはさまざまなのに、どうして『タスク管理』しか教えてくれないの?」
と思う人もいるかもしれません。
結論から言うと、私はこの「タスク管理」ができるようになったことで、
発達障害からくる仕事上の困りごとのほとんどは回避できるようになりました。
仕事のミスだけでなく、人間関係やメンタル、体調のトラブルもです。
でも実は、「やるべきことが締切内に終わるよう管理する」
ということを実践し始めた当初は、「タスク管理」という言葉を私はまったく知りませんでした。
ただ、職場でミスを連発したり、同僚からバカにされたり、上司にひどく怒られたり、メンタル不調で休職や退職を繰り返したりした経験から、
自分の苦手や仕事上の困難を思い知り、それらをカバーする方法を考えた結果、
本書で紹介する「紙1枚」仕事術を編み出したのです。
それが世に言う「タスク管理」というものだと知ったのは、自分なりに「紙1枚」仕事術の原型を完成させてからのことでした。。
したがって、ここで言う「紙1枚」仕事術とは、
発達障害の人が抱える苦手を1つ1つカバーするための工夫が詰まった「タスク管理術」であり、
発達障害の人が職場で上手くやっていくための考え方、仕事のやり方そのものなのです。
内容説明
書き込むだけでミスしない!忘れない!先送りしない!生きづらさ根本解決。ADHD当事者のしくじり体験から生まれた超実践的メソッド。
目次
Prologue 発達障害の苦手をカバーして働ける「紙1枚」仕事術とは?(発達障害の人が働きにくい理由;「紙1枚」の基本的な使い方 ほか)
1 締切を制する者は、発達障害を制す―時間管理(締切がない仕事はない!;「なるはや」の意味にはかなり幅がある ほか)
2 「安心感」は自分の手で作るもの―メンタル(「恩返し」精神は取り扱い注意!;「過度な自責傾向」は甘美な罠 ほか)
3 発達障害があったって「できる人」になれる―仕事の成果(「仕事が速い」とは、頭の中の探し物をしないこと;「紙1枚」でメモ上級者に ほか)
4 目指すは「やることはやる腰が低い人」―人間関係(断わるときは「相談風」に;ヒヤッとする会話から、「紙1枚」が守ってくれる ほか)
著者等紹介
小鳥遊[タカナシ]
タスクデザインラボ代表。発達障害の一つADHD(注意欠如・多動症)の診断を受ける。会社での仕事がうまくいかず、抑うつなどにより休職や退職を余儀なくされる。その後、障害特性をカバーする仕事管理ツールをExcelで自作し、独自のタスク管理手法を編み出す。その経験やノウハウを伝えるイベントを開催し毎回満員となる。自作ツールをクラウド化し、タスク管理習得支援ツール「タスクペディア」として社会福祉法人SHIPの協力のもと無料提供。現在はフリーランスとして、執筆や個人/企業コンサルティング、就労支援講師などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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