出版社内容情報
世界各国の警察や軍隊では、さまざまな銃が利用されています。狩猟が盛んなカナダや永世中立国のスイスでは、一般家庭に銃があるケースもめずらしくありません。本書では、自動小銃やライフル銃、拳銃といったさまざまな銃の基本から、銃に使われている弾薬の話、銃の仕組み、打ちだされる弾の弾道、狙撃、正しい照準器の取りつけ、平均弾着点をレティクルの中心にあわせる零点規正、自分の銃に最適な実包を自作するハンドローディング、距離や風を正確に読む射撃技術まで、ていねいに解説していきます。
内容説明
科学の視点で迫る銃の本質!この本を手に取ってくださったあなたは、銃が放つ“オーラ”に引かれて興味を持ち、「銃について知りたい」と思ったのです。つまり、あなたには知的好奇心があるということです。この本は、あなたの知的好奇心のために書かれました。日本で出版されている本で、この本以上に銃にくわしくなれる本は他にないでしょう。
目次
第1章 銃とはなにか
第2章 銃の歴史
第3章 弾薬
第4章 拳銃とサブマシンガン
第5章 ライフル
第6章 機関銃
第7章 弾道
第8章 散弾銃
第9章 銃床
第10章 照準器
第11章 世界のカートリッジ
第12章 名銃を論評する
著者等紹介
かのよしのり[カノヨシノリ]
1950年生まれ。自衛隊霞ヶ浦航空学校出身。北部方面隊勤務後、武器補給処技術課研究班勤務。2004年、定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エデン
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詳しい上に写真も豊富勉強になる2025/01/29
Unkown
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p89でロシアのドラグノフとして紹介されている画像はルーマニアのPSLでは2024/12/10
ゼロ投資大学
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鉄砲の開発と発達は社会の有り様を大きく変えた。鉄砲の製造には多くの金属が必要だったので、数々の技術発展が求められた。本書は、銃の誕生から進化の歴史を俯瞰して視て行くことができる。2024/12/01
西園寺是清
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解説が平易でわかりやすい。入門書としては最適。2024/07/16
ぎゃつ
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1冊3000円と高かったけど銃についてここまで体系的に学べる本には出会えないと思う。 今まで生きてきて銃に触れるなんてことは全くなかった。 サバゲーにゲストとして連れてってもらったりはしたけどよくわからず戦ってた。 銃の奥深さや、今まで人類が考え抜いてきた歴史を学ぶことが出来た。 今でもこの本の中に書かれた銃を使って本当の撃ち合いを世界のどこかでしているというのは感慨深い。 ただの趣味や歴史の産物とだけになるような世界になることを祈ります。2024/06/03