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出版社内容情報
シリーズ初の特典小説集第1弾!
入手困難な8巻までの店舗特典SS等に加え、完全新作も収録!
内容説明
「師匠!私たちの短編集です!」「今や入手困難な店舗特典SSを収録した貴重な本だぞ」「八冠…じゃない、八巻までのSSですね!」「それからドラマCD脚本を小説化した長めの作品も収録してる。本編には入れづらいキャラが出てくるから今まで収録をためらってたが…」「どなたですか?」「雷」「ああー…」「あとは、あいが家を空けた隙にシャルちゃんと姉弟子がメイドになって俺のお世話をしてくれる完全書き下ろし小説も入ってる」「師匠のだら!どうしてその作品の収録はためらわないんですかー!」第28回将棋ペンクラブ大賞優秀賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんけー
38
読了♪店舗特典SS集、貴重なエピソード満載で満足♡苦笑爆笑😆う~ーんと考えさせられたり?ん?と成ったり?w相変わらずその手法に引き込まれる(^_^)個性豊かなヒロイン達の活躍が読み手を惹き付けて離さない♪JS研のエピソード、何だかシャルちゃんが一番目立ってる感じが(^_^;)んで?「第三譜シャルちゃんのおしごと!」が止めwwん~~(ー_ー;)あいにとって最大級のライバルは矢張シャルちゃんだったと?流石ロリ王八一、他のヒロインが全て「負けヒロイン」に( >Д<;)なっちゃうの?最後のあいの執念深さに脱帽w2024/01/18
芳樹
37
第1〜8巻の店舗特典の掌編とドラマCDの内容を小説化した短編からなる番外ならぬ「盤外」編。自分は12巻発売時からシリーズを読み始めたのですが、それでもシングルナンバーの巻の内容に纏わるSSは懐かしく感じました。盤外編ということで本編ほどの緊張感は無く、どのお話しもリラックスした雰囲気で安心して楽しめました。今回は第2譜の『将棋大会』編がツボに入りました。ロリネタを使うのはいつものことですが、よくもまあこんなおかしなルールを考えたものだ。通勤電車内で読んでいて、思わず吹き出してしまい実に気まずかったです…。2025/07/21
星野流人
37
1巻から8巻までの専門店特典をまとめた番外編短編集。特典小説なので各キャラクターたちに焦点をあてた、軽めのエピソードの数々が楽しめました。とは言いながらもエピソードによってはしっかり将棋ネタを入れているあたりもさすが。ドラマCDを小説化した「九頭竜八一杯」も、ドタバタしてて楽しいお話でした。コメディだけど可愛いだけじゃないシャルちゃんの成長が美しい。銀子とシャルちゃんのメイドも良かったですね〜。 ……なぜか1編だけ、『のうりん』の特典小説が入ってたわけですが。のうりんも続き読みたいですね。2024/01/05
よっち
33
16歳にして将棋界最強の『竜王』となった九頭竜八一。名人をはじめとする強敵たちとの激闘の舞台裏にあった愉快な弟子たちと送る穏やかな日常を描く店舗特典SSや書下ろしを収録した短編集第1弾。日常エピソードのほか、ネット将棋のあれこれ、九頭竜先生とヒロインたちの将棋クリニック、バレンタインや将棋めしのエピソード、アニメ化ネタ、万智&月夜見坂コンビ、竜王位防衛記念将棋大会で暗躍する姉弟子、同居するあい不在に八一宅を訪れるシャルと姉弟子など、普段SS集めていない勢はこういう形で特典をまとめてもらえると助かりますね。2023/12/13
わたー
24
★★★★★発売当初は藤井八冠が誕生したときだったとか、相変わらずこの作品は持っているな。本作は、1~8巻の店舗特典SSへの加筆、ドラマCD脚本ベースの短編と書下ろしをまとめたものになってる。流石に複数店舗の特典を制覇してはいないことと、今では入手困難なものも含まれているので、シリーズが成熟したこのタイミングでまとめてくれたのは普通に嬉しい。特典SSは各巻でテーマを決めて、それに対してキャラたちの話が展開する実に特典SSらしい相似性を持たせたものになっていたのも味があって私は好き。2024/06/21