SB新書<br> 化学で世界はすべて読み解ける―人類史、生命、暮らしのしくみ

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SB新書
化学で世界はすべて読み解ける―人類史、生命、暮らしのしくみ

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815622473
  • NDC分類 430
  • Cコード C0243

出版社内容情報

わたしたちの生活は、ありとあらゆる物質に囲まれています。
たとえば、朝起きて蛇口をひねれば、きれいな水を手に入れることができ、家族のお弁当用に、フライパンで卵を加熱して卵焼きを作ったり。準備が整ったら、今日はどんな格好で学校や会社に行こうかと、カラフルな洋服ダンスを眺める人もいることでしょう。
一方で、より俯瞰的な視点で見れば、自宅やオフィスの外壁には強固なコンクリートが、窓にはガラスが使われていたりします。
寒い季節には、酸化鉄のしくみによって発熱する携帯カイロにお世話になりますし、コンビニでご飯を買えば、近年では有料になったプラスチック製のレジ袋の有無を必ず聞かれます。
はたまた大切な人に一世一代の告白を行うシーンのお供は、輝かしいダイヤモンドリングかもしれません。

ここまでのストーリーで、すでに水、火、繊維、染料、レンガ、コンクリート、ガラス、鉄、プラスチック、ダイヤモンド……という多様な物質や素材が登場していることに、みなさんは気がつかれたでしょうか?
そうです、まさにわたしたち人間の生活、しいては人生は「化学」によってつくられているといっても過言ではないのです!

人類の発展やそれにひもづく世界史と切り離せない「科学」。
その中でも「化学」は、この世界を構成する物質や、わたしたちの衣食住、人類による技術革新に大きく影響を及ぼしている存在です。

本書では、わたしたちの生活に根づいている素材・物質を取り上げます。誰もが見聞きしたことのある原始的なものから、初耳のものまで、生活の延長線上にある身近な疑問を切り口に、化学のプロがやさしく丁寧に解説する1冊です。
それら素材・物質の誕生や発展にフォーカスしつつ、本書では大人として最低限知っておきたいサイエンス教養も楽しく身につけることができます。

さあ、奥深き化学の世界を、いっしょに冒険しましょう!

内容説明

化学を通して、世界がわかる!!人間の生活にとても身近な化学。蛇口から出る水や、食べ物を熱する火、安全な建物に使われるコンクリートやガラス、その輝きが人をとりこにするダイヤモンドなど、まさに私たちの暮らしは「化学」でできている―そんな化学を身近な問いから解き明かし、教養として楽しく学べる入門書が登場!さあ、今こそ学び直そう。

目次

第1章 水―「氷は0℃」と思っていませんか?
第2章 水と衛生―古代ローマ人のお風呂愛はお湯より熱かった!?
第3章 火―「大気」と「空気」はどう違う?
第4章 金属―小魚にはカルシウムは含まれていない!?
第5章 セラミックス―粘土を焼くと、なぜ硬い土器になるの?
第6章 ガラス―クレオパトラもガラスビーズを眺めていた?
第7章 ダイナマイト―家庭用コンロのガスが臭いのはなぜ?
第8章 染料―アイシャドーと口紅、化粧品はどこで生まれた?
第9章 医薬品―使いすぎるとどの抗生物質も効かなくなるって、ホント?
第10章 農薬―世界80億人の命を、化学肥料が支えている?
第11章 合成繊維―ストッキングの糸は、細いのになぜ強いのか?
第12章 プラスチック―紙おむつの吸収力がすごいのはどうして?
第13章 石油―石油、ガソリン、灯油、軽油、重油…違いは何?

著者等紹介

左巻健男[サマキタケオ]
東京大学非常勤講師。元法政大学生命科学部環境応用化学科教授。『理科の探検(RikaTan)』編集長。専門は理科教育、科学コミュニケーション。1949年生まれ。千葉大学教育学部理科専攻(物理化学研究室)を卒業後、東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻を修了。中学校理科教科書(新しい科学)編集委員。大学で教鞭を執りつつ、精力的に理科教室や講演会の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふみあき

34
著者の本にしては教科書的な雰囲気もあって、知性の衰弱した私のようなジジイには、そのへんは退屈だったが、ガソリン、灯油、軽油、重油などの違いが初めて理解できたのは収穫。2023/11/04

kitten

9
新刊で購入。中高生向けの化学講座、かな。左巻さんの本は他にも読んだことがあって、似たようなことを書かれていた気がするが、この本の方が易しいと思う。理系の娘が、なにか新書を読まなきゃ(課題)というので、ちょうどよいかな。高分子の話が出てくるから、高校で化学勉強する際に理解の助けになればよいけど。2023/12/05

がわたん

5
文字が大きく、平易な言葉で化学をわかりやすく説明してくれています。大人ももちろんですが、是非中学生や高校生に読んでいただくと良いと思います。著者も冒頭で学生に読んでほしいといった旨の説明をされています。雑学本の感覚でさらりと読めて、勉強になりました。2023/10/25

トロ05

4
何となく大人になる中で、見落としてきたものがたくさん紹介されていた。地球上の淡水の割合はどのくらい、男性と女性、体内の水分量が多いのはどっち、人類がお風呂に入るようになったのはいつから、ガラス窓を使い始めたのはどこの国等々。日常会話では、あまり話題にならないものばかりなので、見落としていた視点を提供され満たされた気持ちらなりました。2024/03/21

Yosuke Hashimoto

1
ジハイドロゲンモノオキサイド(DHMO)という名前の化学物質。DHMOは無色、無臭、無味です。そして毎年数えきれないほどの人を殺しています。ほとんどの死因はDHMOの偶然の収入によって引き起こされています。そn固体にさらされるだけでも激しい皮膚障害を起こします。DHMOは酸性雨の主成分であり、温室効果の原因でもあります。DHMOは、今日アメリカの、ほとんどすべての河川、湖および貯水池で発見されています。それだけではありません。汚染は全世界に及んでいます。南極の氷でも発見されています。2023/11/11

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