出版社内容情報
「時間って何?」「時間はなぜ存在するの?」
そう誰かから聞かれたと仮定しましょう。果たしてあなたは正しく答えられるでしょうか?
おそらく多くの方が答えに窮し、「たしかにそれってなんでだろう…?」と、時間や宇宙へのロマンがかき立てられるのではないでしょうか。
現代を生きる私たちは、正確に時を刻む時計に囲まれて暮らしています。
人間の生活に欠かせない「時間」とは、いったい何なのか?
また、「時間」が存在し、流れているように感じるのなぜか?
本書では、「時間」の本当の姿や素朴な謎について、有名なSF作品などを取り上げつつ、わかりやすく解説しています。
本書を読めば、「『時間』とは何か?」という問いに対して、あなたなりの答えが見つかるはずです。
《本書で取り上げた人気エンタメコンテンツはこちら!》
★映画『インターステラー』のワームホール
★テレビドラマ『スタートレック』のワープドライブ
★テッド・チャン「息吹」は人類に向けた黙示録
★筒井康隆「時をかける少女」の時間跳躍スキル
★ゲーム『Steins;Gate』の歴史改変チャレンジ
★テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の無限タイムループ
書籍内では、これら以外にも多数の作品を取り上げています。
ぜひ本文もご覧ください。
内容説明
Q.「時間」とは何か、説明せよ。現代人は、正確に時を刻む時計に囲まれて生きています。私たちの生活に欠かせない「時間」とは、一体何なのでしょうか?また、「時間」が存在し、流れているように感じるのはなぜでしょう?「時間」の性質やその謎について、有名なSF作品などを取り上げつつ、わかりやすく解説したサイエンス入門書。
目次
第1章 時間はどこにあるのか(硬直したニュートンの時間;時間の伸び縮みが重力を生む;柔軟なアインシュタインの時空)
第2章 「流れる時間」という錯覚の起源(始まりの謎;ビッグバンは爆発ではない;宇宙は壊れていく)
第3章 循環する時間、分岐する時間(循環する時間;未来はどこまで定まっている?;分岐する時間)
第4章 いきものの時間、人間の時間(物質世界も進化する;生命誌から見た時間;人間にとって時間とは)
第5章 時間の終わり(壊れていく宇宙の末路;人間と時間)
著者等紹介
吉田伸夫[ヨシダノブオ]
1956年生まれ。東京大学理学部卒業、同大学院博士課程修了。理学博士。専攻は素粒子論(量子色力学)。科学哲学や科学史をはじめ幅広い分野で研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つかず8
Ryuya Matsumoto
はまななゆみ
ichigomonogatari
ハマのプー