SB新書<br> 犯罪心理学者は見た危ない子育て

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SB新書
犯罪心理学者は見た危ない子育て

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815621629
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0237

出版社内容情報

心理学者サイモンズは、子育ては4つのタイプに分けられると言いました。

著者は法務省心理職として1万人を超える非行少年・犯罪者を見てきた結果、
サイモンズの言ったとおり、子育てには4つのタイプが存在すること、
いずれかのタイプに偏った家庭に犯罪者が育つことを確信しました。

その4タイプとは「過保護型」「高圧型」「甘やかし型」「無関心型」。
この4つの言葉を見て、「私の家庭は過保護でも高圧でもないし……」と思った親御さんへ。
実は……
親は誰でも知らず知らずのうちに
この4タイプのどれかに偏っていることがあるのです。

非行少年・犯罪者の育った家庭環境の事例とともに、
各タイプにありがちなこと、気をつけるべきことを伝えていきます。

偏っていない子育てはありません。
でも、少しでも真ん中に寄せる意識はできる。
その一歩として。やさしい子育て入門書です。

内容説明

子育ては4タイプに分けられる。それは非行少年の家庭も、いわゆる「普通の家庭」も同じこと。では、どこにその違いがあるのか。答えは単純だった。1つのタイプに偏りすぎた場合、不幸な結末が待っているのだ。今からでも遅くない。自分やパートナーの子育てがどのタイプに属するのかを知り、偏りを抑制しよう。1万人の犯罪者・非行少年を心理分析してきた著者が、事例とともに4タイプそれぞれを解説する。

目次

序章 子育ては4タイプ
第1章 自分で決められない子―過保護型の身近な危険
第2章 自分で考えて動けない子―高圧型の身近な危険
第3章 人の気持ちがわからない子―甘やかし型の身近な危険
第4章 愛に飢えて暴走する子―無関心型の身近な危険
付録 子育て4タイプのチェックリスト
終章 親が気づけば子どもも変わる

著者等紹介

出口保行[デグチヤスユキ]
犯罪心理学者。1985年に東京学芸大学大学院教育学研究科発達心理学講座を修了し同年国家公務員心理職として法務省に入省。以後全国の少年鑑別所、刑務所、拘置所で犯罪者を心理分析する資質鑑別に従事。心理分析した犯罪者は1万人超。その他、法務省矯正局、(財)矯正協会附属中央研究所出向、法務省法務大臣官房秘書課国際室勤務等を経て、2007年法務省法務総合研究所研究部室長研究官を最後に退官し、東京未来大学こども心理学部教授に着任。2013年から同学部長を務める。内閣府、法務省、警視庁、各都道府県庁、各都道府県警察本部等の主催する講演会実績多数。独自の防犯理論「攻める防犯」を展開。現在、フジテレビ「全力!脱力タイムズ」にレギュラー出演するほか、各局番組にて犯罪解説等を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

52
様々な要因が組み合わさることによって、人は悪の道への境界線を侵してしまう…。私が20代の頃プロファイリング研究が脚光を浴び、連続殺人犯をはじめ凶悪犯罪者の多くが何かしらの問題を子ども時代に抱えていたことが知られるようになりました。肉体・精神的な暴力、ネグレクト、過干渉。親という存在が邪悪な神のようなものであってはならない。同時に盲愛であってもならない。ずっとなんの資格もないのに育児に携わることが恐ろしかった。でも思う。一緒にご飯を食べて、話して、笑ってるだけで結構家族はうまくいくな、と。2023/10/07

活字の旅遊人

40
親の養育態度を四つに分類。完全なる中庸はないにせよ、バランスを心がける。一時期岡田尊司氏の著作を追っていたためか、このあたりは復習。修復可能と論ずるところも既読感はある。しかしやはり現場から発せられる臨場感はある。しかも語り口がよりソフト。その分、内容の割に深刻な印象をうけないが、狙っている読者層もよりマイルドな、一般的な子育てに悩んでいる親たち(ほとんどの人だな)なのだろう。まさに今僕もそこにいるからこそ、改めて手にした訳だ。別の語り手によって、間隔をあけて繰り返しインプットするのも大事だな、と。 2023/10/09

tonnura007

36
子育てを4つのタイプに分けるというのはすごくわかりやすい。どれかに偏るのは普通のことで、自分がどのタイプなのか理解することは非常に重要。著者がいうように、夫婦間で違うタイプなのは悪いことではなく、二人で調整修正ができるというのが大事。本書で語られるケースは、両親や祖父母が著しくどこかのタイプに偏っていて、彼らにはそれを是正することが出来ないというのが問題。現実の事件も加害者の複雑な家庭環境にスポットを当てて報道されることが多いが、正しく冷静に報道してもらい、我々は少しでも学び取ることが必要と感じた。2024/07/06

レモン

35
子どもの非行の殆どは育て方や家庭環境に起因すると言っても過言ではない。もちろん本人の気質やその他の外的要因が理由のケースもあるだろうが、幼少期の愛着形成が適切であれば踏みとどまれることが多いように思う。自分の子育てが行き過ぎていないか、常に振り返り反省、改善を心がけたい。過保護、高圧タイプのような、子どものためを思っているので自分は間違っていないと考える親に気づきを与える場を作れないだろうか。◯歳◯ヶ月児健診のように、親として大きく道を踏み外していないかチェックされるような機会があってもいいのに。2025/02/03

みっこ

25
過保護型、高圧型、甘やかし型、無関心型。犯罪心理学者である著者が『危険な子育て』を4つの型に分けて説明しています。自分が過保護型、高圧型っぽい親に育てられたから、反動で『甘やかし型』になってしまいそうで怖い。気をつけないと。もちろん少しでも当てはまるとNGなのではなく、大事なのはバランスであると書いてありました。ときどきこういう本を読んで、自分の子育てが偏っていないかチェックすることも大切かも。2024/05/05

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