出版社内容情報
【著書累計100万部突破!ムンディ先生最新刊】
●なぜ、「ナスカの地上絵」は2000年以上経っても消えないのか?
●ヨーロッパ大陸にある国々の「国境」はどうやって決まったのか?
●なぜ、「中国の歴代王朝」はいつも南北に分かれるのか?
世界史と地理は高校の科目で別々に扱われているが、じつは多くの「接点」があります。
そのような両者の接点に着目して世界史と地理を同時に学ぶと、
世界史と地理の知識をより深めることができるようになるのです。
そこで本書では、公立高校の現役の社会科教員で、かつ大人気教育YouTuberでもある著者が、
世界史と地理の「接点」がある世界の出来事や事象を取り上げ、
世界史の観点と地理の観点の両方から解説します。
世界史と地理は、同時に学ぶと10倍わかる!楽しくなる!
内容説明
歴史に限らず、学問は様々な視点から眺めることで学びをより深めることができます。しかも、世界史と地理という2つの科目の間にはじつは、密接な関係があるのです。本書では、世界史と地理が深く関わる事件や事柄を選び、世界史と地理の両方の視点から読み解きます。
目次
第1章 ヨーロッパ(古代 なぜ、地中海周辺は「大理石でできた遺跡」だらけなのか?;古代 なぜ、フランスやイタリアに「ギリシア人がつくった都市」がたくさんあるのか? ほか)
第2章 南北アメリカ大陸(中世 アメリカ大陸の北東にある「グリーンランド」がデンマーク領なのはなぜ?;近世 大航海時代、なぜスペインは中南米を積極的に植民地にしたのか? ほか)
第3章 中国・インド・東南アジア(古代 なぜ、中国の王朝は「東西」ではなく「南北」に分断されるのか?;中世 宋王朝の「エネルギー革命」が生み出した「現在の中国料理」 ほか)
第4章 アメリカ・西アジア・オセアニア(古代 「現代の水利権紛争」ナイル川問題の真相を「世界史」から解き明かす;古代 「エジプト人の文明」は4000年続いたのに「メソポタミア文明」は様々な民族が興亡した理由 ほか)
第5章 世界史と地理から読み解く「世界遺産」(世界遺産1 時が止まったかのように「ローマ時代の生活」が今に蘇る「ポンペイ遺跡」の謎;世界遺産2 なぜ、「ヴェネツィア」は毎年のように浸水してしまうのか? ほか)
著者等紹介
山〓圭一[ヤマサキケイイチ]
福岡県公立高校講師。1975年、福岡県太宰府市生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、埼玉県立高校教諭、福岡県立高校教諭を経て現職。昔の教え子から「もう一度、先生の世界史の授業を受けたい!」という要望を受け、YouTubeで授業の動画配信を決意。2016年から、200回にわたる「世界史20話プロジェクト」の配信を開始する。現在では、世界史だけでなく、日本史や地理の授業動画も公開しており、これまでに配信した動画は600本以上にのぼる。授業動画の配信を始めると、元教え子だけでなく、たちまち全国の受験生や教育関係者、社会科目の学び直しをしている社会人の間で「わかりやすくて面白い!」と口コミが広がって「神授業」として話題になり、瞬く間に累計再生回数が3,000万回を突破。チャンネル登録者敬も14万人を超えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
Take@磨穿鉄靴
ta_chanko
武井 康則
lily
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