出版社内容情報
「教養」と聞いてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
学校で学べる科目、独学で身につける知識、時代や場所を越えて受け継がれる学問……どれも間違いではありません。
ただし、私たちが生きるこの時代は不確定要素が多く、人・場の状況・お金などの環境要因に振り回されるシーンも数多く存在します。
そんな中で、「自分は何を基準にどう行動するのか?」「何を大切に生きていきたいか?」という、思考や判断のベースを築く教養こそが、今求められているのです。
本書ではそれを「本物の教養」と呼び、【お金・資本】【宗教】【哲学・思想】【歴史】【芸術】【言葉と文学】の6テーマを厳選しました。
これらはどれも、奥深き教養の世界の土台を支える柱……6つあるので、六角柱を想像してもらえればピッタリです。
昨今の世界的な戦争やパンデミックに代表される、予測不可能な生きづらい時代を、より良く、そしてより豊かに生き抜くためのエッセンスが、本書にはつまっています。まさに教養の玉手箱と言えるでしょう!
単に複数の知識を持っているだけでは見えてこない、「知」と「知」の連鎖反応によって切り拓かれた世界に到達した人こそが、本物の教養人なのです。
さあ、「知の貧困」を脱し、みなさんも味わい深い探究の旅に出かけませんか?
内容説明
時代が変わっても色あせない、不変的な重要性を持つ必須教養6科目がこの1冊に。「お金と資本」「宗教」「哲学・思想」「歴史」「芸術」「言葉と文学」―これらについて、昨今の世界情勢や社会の空気感、人々の問題意識とリンクさせながら、教養界の大家である齋藤孝先生がそのキーポイントや学び方をやさしく教えてくれます。さあ、ともに新たな教養の扉を開きましょう!
目次
第1章 お金と資本―真の自由と幸福のヒントがここに
第2章 宗教―馴染みがなくても身近な存在
第3章 哲学・思想―問いを立てることから人生が始まる
第4章 歴史―人類の失敗と成功から学べること
第5章 芸術―本物に触れるとこんな発見がある
第6章 言葉と文学―今こそ知るべき日本語と日本文学
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業後、同大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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