出版社内容情報
ロシアによるウクライナ軍事侵攻で、世界は「第三次世界大戦勃発」の恐怖に陥りました。
日本国内でも「日本はだいじょうぶ」という根拠のない安全神話が崩壊した瞬間でもありました。
ロシア・ウクライナ戦争は第三次世界大戦に発展するのか?
そもそも日本は、ロシア・中国・北朝鮮という、ある意味予測できない国々に囲まれています。
もしロシアが日本に攻めてきたら?
中国が台湾を侵略したら?
北朝鮮が核ミサイルを発射したら?
第三次世界大戦が起きたとき、日本はどうするのか?
日本の安全を守る軍事同盟、安全保障について、池上さんが解説します。
また、ウクライナのゼレンスキー大統領は今回のロシアの軍事侵攻について「国連がまったく機能しなかった」と語っています。ニュースでよく聞く「国連」。いったいどんな機関で、どんな役割があるのか?
そして、なぜ国連は戦争を止めさせることができないのか?
その仕組みについても解説します。
内容説明
「あってはならないこと」だが「ありえないこと」ではない。第三次世界大戦はあってはならないことです。でも、「あってはならないこと」と考えているうちに、いつしか「ありえないこと」と考えるようになってしまい、備えがなくなってしまうことは、ありえるのです。起きてほしくないし、あってはならないことであっても、事前にさまざまな状況を想定しておくことが必要なのです。
目次
第1章 国家の安全を守る要、軍事同盟(日本が侵略される可能性、戦争に巻き込まれる可能性;日本の安全はどうやって守るの? ほか)
第2章 北朝鮮のミサイル発射(アメリカ全土が射程内に入ったか?;ロシアのウクライナ侵攻でさらに過激に! ほか)
第3章 中国の海洋進出と台湾有事(領空への接近回数が異常に多い;中国軍機が日本の領空に近づく目的は? ほか)
第4章 ロシアのウクライナ侵略(ウクライナ軍の士気は高く、国民は団結;きっかけになった出来事は何だった? ほか)
第5章 戦争を止めることはできない!?国連の仕組み(ロシアの暴走を止められない国連;そもそも何をするために集まったのか? ほか)
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKに記者として入局。さまざまな事件、災害、教育問題、消費者問題などを担当する。1994年4月から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。わかりやすく丁寧な解説に子どもだけでなく大人まで幅広い人気を得る。2005年3月、NHK退職を機にフリーランスのジャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活動。名城大学教授、東京工業大学特命教授など、11大学で教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
akihiko810/アカウント移行中
楽
速読おやじ
kawa