SB新書<br> 発達障害の人には世界がどう見えるのか

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発達障害の人には世界がどう見えるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815617950
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0247

出版社内容情報

発達障害の人が抱える生きづらさは、自分が見えている世界が他の人の見えている世界と異なることにある。それは周りに人によっても同様である。理解できないゆえに、当惑し、イライラし、疲弊してしまう。本書では、知覚実験、脳科学などによる最新研究をもとに、発達障害の人が見ている世界を明らかにし、発達障害の当事者の苦しみを軽減し、周りの人のとのコミュニケーションを円滑にするにはどうすればよいかを論じてく。

内容説明

発達障害の人が抱える生きづらさは、自分が見ている世界が他の人の見ている世界と異なることにある。それは周りの人も同様で、理解できないゆえに、当惑し、イライラしてしまう。本書では、最新研究をもとに、発達障害の人が見ている世界を明らかにすることで、当事者の苦しみを軽減し、コミュニケーション不全を解消する。

目次

序章 発達障害の人とその周囲の人は、どんなことで困っているのか
第1章 そもそも発達障害とは
第2章 最新研究でわかった発達障害の人が見ている世界
第3章 発達障害の人の苦しみを知る
第4章 発達障害の人と共によりよく暮らすには
終章 発達障害者が活躍できる社会に

著者等紹介

井手正和[イデマサカズ]
国立障害者リハビリテーションセンター研究所脳機能系障害研究部研究員。立教大学大学院現代心理学研究科博士課程後期課程修了。博士(心理学)。現所属の流動研究員、日本学術振興会特別研究員PDなどを経て、現職。専門は実験心理学、認知神経科学。学位取得後からASD者の知覚の研究を開始し、MRIによる非侵襲脳機能計測手法を取り入れることで、感覚過敏や感覚鈍麻が生起するメカニズムの解明を目指す。アウトリーチや執筆を通してASD者の感覚の問題についての科学的な理解促進に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi Tanohata

34
ご存じですか。大手書店の平積みコーナーに「発達障害」関連本が多く並んでいること。世界的な経営者や野球選手、有名な画家に発明家がそうであると耳にするが、「生きづらさ」を感じている人が多くいると。メカニズムを少し理解し目から鱗ポロポロの読後感。「自分探し」の一冊にもなる。2022/12/14

踊る猫

32
私自身は発達障害当事者なのだけれど、過去に書かれてきた常識レベルの事柄をスマートに整理して、なおかつ最新の実験データを駆使して丁寧に発達障害者の知覚/認識の有り様についてまとめられているのに唸る。肝心なのは(「そううまくいったら苦労はないよ」と肩透かしを食う結論でもあるだろうが)個々人の認識が定型発達・発達障害を問わず「個性」の次元で違いうることを認めて、その「個性」が「生きづらさ」として顕在化する場合においてケアの対象となるべきというきめ細やかさが大事ということなのだろう。ここから始まる議論は意味がある2023/01/16

のり

23
タイトルの疑問は、常に知りたいと思っていることだったので、思わず手に取ったが、そこまで当事者の感覚が手に取るようにわかる、という当事者側からの書き方でもなく、じゃあ、困っている当事者はどうすればいいのか、周囲の人はどう対応すればいいのか、も、想像できる範囲のことだったので、新しい発見はなかった。2023/02/25

kitten

23
図書館本。発達障害、ASDについて。特に、感覚過敏、感覚鈍麻についての話。発達障害の人の中には、視覚や聴覚が過敏すぎる人が多い。また、逆に感覚が鈍すぎる人もいる。脳の指向が、「森を見るより木を見る」になりがちで、いわゆる錯視に引っかからないことがある。他の人がどんな見え方、感じ方してるかなんて、わからんもんな。本人も他人のことがわからんから、困る。 ASDのSはスペクトラムで、ものすごく幅広上に、わかりやすい境界もない。この分野もどんどん研究が進んでるのがわかった。2023/02/18

chietaro

17
色々な視点から発達障害の分析ができるといいのにと思いました。脳機能のグラデーションは千差万別ですね。その中で「普通」や「みんなと同じこと」が求められる世界は酷です。感覚過敏や感覚鈍麻が共存している話や、共感覚なの話が興味深かったです。発達障害が差別されることや特別視されることなく、大なり小なり持っているグラデーションという理解が進んで欲しいです。2023/01/10

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