出版社内容情報
発達障害の人が抱える生きづらさは、自分が見えている世界が他の人の見えている世界と異なることにある。それは周りに人によっても同様である。理解できないゆえに、当惑し、イライラし、疲弊してしまう。本書では、知覚実験、脳科学などによる最新研究をもとに、発達障害の人が見ている世界を明らかにし、発達障害の当事者の苦しみを軽減し、周りの人のとのコミュニケーションを円滑にするにはどうすればよいかを論じてく。
内容説明
発達障害の人が抱える生きづらさは、自分が見ている世界が他の人の見ている世界と異なることにある。それは周りの人も同様で、理解できないゆえに、当惑し、イライラしてしまう。本書では、最新研究をもとに、発達障害の人が見ている世界を明らかにすることで、当事者の苦しみを軽減し、コミュニケーション不全を解消する。
目次
序章 発達障害の人とその周囲の人は、どんなことで困っているのか
第1章 そもそも発達障害とは
第2章 最新研究でわかった発達障害の人が見ている世界
第3章 発達障害の人の苦しみを知る
第4章 発達障害の人と共によりよく暮らすには
終章 発達障害者が活躍できる社会に
著者等紹介
井手正和[イデマサカズ]
国立障害者リハビリテーションセンター研究所脳機能系障害研究部研究員。立教大学大学院現代心理学研究科博士課程後期課程修了。博士(心理学)。現所属の流動研究員、日本学術振興会特別研究員PDなどを経て、現職。専門は実験心理学、認知神経科学。学位取得後からASD者の知覚の研究を開始し、MRIによる非侵襲脳機能計測手法を取り入れることで、感覚過敏や感覚鈍麻が生起するメカニズムの解明を目指す。アウトリーチや執筆を通してASD者の感覚の問題についての科学的な理解促進に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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