出版社内容情報
引退した今語る、自らの半生。
怪物のドラマに魅せられる、約15万字にものぼる自叙伝。
"プロ野球生活23年。半分以上は故障と戦う日々だった。よく「天国と地獄」と表現する方もいるけど、その振り幅の大きい野球人生の中で、本当に多くの方との出会いが僕の財産となった。自分にとって野球とは──。今一度、前だけを見て進んだ道を、今度は足裏の感触、周囲の声、景色を見ながら歩き直してみたい。"(本書より)
内容説明
甲子園、WBC、メジャー挑戦、NPB復帰、怪我との闘い、そして引退―今明かされる真実の物語。
目次
引退―2021年10月19日
胎動―1980年~1996年
前進―1996年~1998年春
激闘―1998年夏
決断―1998年夏~冬
確信―1999年
重圧―2000年~2001年
転機―2002年~2004年
世界―日の丸の記憶
前夜―2005年~2006年
挑戦―メジャー移籍
頂点―2007年
前兆―2008年~2009年3月
怪我―2009年~2014年
不屈―2015年~2017年
恐怖―2018年~2021年
平成―イチローさんへ、そして「松坂世代」「怪物」とよばれて
感謝―2022年~未来
著者等紹介
松坂大輔[マツザカダイスケ]
横浜高等学校出身。投手。選抜高等学校野球大会、全国高等学校野球選手権大会(甲子園)出場。夏の決勝で、史上2人目(当時)のノーヒットノーランを達成し、甲子園春夏連覇。「平成の怪物」として注目を集める。1998年ドラフト1位指名で西武ライオンズ入団後、ルーキーイヤーから活躍し、最多勝、ゴールデングラブ賞、ベストナイン、新人王、沢村賞などを多数受賞。2000年シドニーオリンピック、2004年アテネオリンピックでは日本代表に選ばれ、銅メダル獲得。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では2006年、2009年の2大会連続MVP。2006年のポスティングシステムにて、ボストン・レッドソックスと契約。2007年日本人初のワールドシリーズ勝利投手となり、チームのシリーズ制覇に貢献。その後、肘の張り等の不調によりトミー・ジョン手術を受け、懸命のリハビリの末、2012年にメジャー復帰。2013年クリーブランド・インディアンスとマイナー契約ののち、8月にニューヨーク・メッツにメジャー契約で電撃移籍。2014年はメッツにて先発、リリーフ等要所の要として貢献。2015年、福岡ソフトバンクホークス入団で日本球界復帰。度重なる故障、リハビリに苦しめられたが、2018年中日ドラゴンズに入団、日本球界12年ぶりの勝利投手となり、この年のカムバック賞を受賞。オールスターゲームにも選出された。2020年より古巣の西武ライオンズ入団、2021年シーズンをもって現役引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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