ＧＡ文庫 ひきこまり吸血姫の悶々〈８〉

小林 湖底【著】

ＳＢクリエイティブ（2022/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 304p／高さ 15cm
• 商品コード 9784815616427
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

8巻発売

内容説明

「ここどこ？」コマリが目を覚ますと、そこはいつものように戦場…ですらなく、さらにとんでもない場所―「常世」だった。コマリとともに常世に飛ばされてしまったヴィル、ネリア、エステル。４人はコマリを中心とした傭兵団「コマリ倶楽部」を結成して未知の世界を旅して巡る。そして出会った一人の少女。「ヴィルヘイズ…？」その少女コレットは、ヴィルのことを知っているという。別世界であるはずの常世に、なぜヴィルのことを知る人物が？元の世界に戻る方法は？新たな世界「常世」の謎にコマリたちが挑む！第１１回ＧＡ文庫大賞優秀賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ナギ]

常世に飛ばされたコマリ達に待ち受けるのは死！？命の危険にはさすがに引きこもりも発動できず動き出す。というお話。今回はコマリというよりはヴィルが鍵になりそうな気がしますね。次巻で常世編は終われるのか？続けて読みたいと思います。

2022/12/08

[オセロ]

箸休めの回と思ったらガッツリ本編に絡んできましたね。 夭仙郷の魔核が壊れたことで常世に迷い込んだコマリ・ヴィル・エステル・ネリア達。 ひょんなことから現世に戻る旅を共にすることになったムルナイト帝国の巫女姫のコレットから語られる常世の勢力争いと、彼女の幼馴染の“ヴィル”の存在。 様々な出来事が絡み合う中で、星砦のトレモロに襲われて致命傷を負ったコマリの前に現れた意外な人物。続きが楽しみです。

2022/05/14

[のれん]

引きこもりの問題児も異世界に飛ばされるわ、正面からカチコミするわで、アクティブになってきたなぁと感慨深い。 タイトルの受動的なノリは最早なく、完全に天道を進まんとするコマリ。 だからこそここ一番の試練は盛り上がる。仲間を守り、国家を脅かす敵と戦うと決意したからこそ、彼女に降り注ぐ試練。 試練はそれを乗り越える者にだけ天から与えられる。今までなんとなくコマリンでまとまっていた話が動き出した。さぁ引きこもりの少女は理想の王様になれるのか。 次巻の王道に期待。

2022/05/16

[まるとも]

やはりコマリのやはコマだわ 今回の話は上下巻みたいな感じになってるのかな… まじで続きめっちゃくちゃ気になるんだけど。半殺しかよ

2022/07/28

[げんごろう]

常世の世界で勃発するヴィル争奪戦。 彼女の幼馴染を自称する少女の出現にヤキモキするこまりの反応が可愛く、同時に明かされたヴィルの過去に驚かされました。 主要キャラ達も集結し次巻は更に面白くなりそう。 第七部隊も来てしまえ。でもヨハンはガチで死にそう笑

2022/06/17