出版社内容情報
今を生きるすべての人へ――
寂聴先生が最期に残したかったメッセージとは
●見返りを求めないのが本当の愛情です。「渇愛」ではなく、「慈悲」の心で
●若き日に薔薇を摘め。トゲで傷ついてもすぐに治ります
●人間の「我欲」には限りがない。それは苦しみを生み出す原因にもなります
●自分を責めて落ち込んでいる人には、ほめて自信を取り戻させる
●他人と比べたり、過去を悔いたりしても、人は幸福にはなれません
●「私なんか」と自分を否定せずに、「私こそは」と思って生きなさい
●好きなことが、その人の才能です。何歳になろうが好きなことは見つかります
●いい波が来たら見逃さずに乗りなさい。都合が悪いことは忘れても構いません
●この世に変わらないものなどない。苦しみや悲しみもいつかは変化する
●「あの世」があるかどうかわからないが、あると思ったほうが楽しい
(目次より)
内容説明
2021年11月9日、瀬戸内寂聴さんは永眠されました。本書は、瀬戸内寂聴さんがこの世を去る3カ月前に京都・寂庵にて取材した内容を基に加筆・修正した作品です。寂聴さんが残してくれた言葉たちを心に刻みましょう。きっと、あなたの生きる糧になるはずです。瀬戸内寂聴からの最期のメッセージ。
目次
第1章 愛は見返りを求めません
第2章 周りの人の幸せを考えなさい
第3章 思うがままに生きなさい
第4章 この世は有り難いことばかり
第5章 ものごとは必ず変わります
第6章 やりたいことを貫きなさい
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
小説家、僧侶(天台宗大僧正)。1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。21歳で結婚し、一女をもうける。京都の出版社勤務を経て、少女小説などを執筆。57年に「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞を受賞、本格的に作家生活に入る。73年に得度し「晴美」から「寂聴」に改名、京都・嵯峨野に「曼陀羅山 寂庵」を開く。女流文学賞、谷崎潤一郎賞、野間文芸賞、泉鏡花文学賞など受賞多数。2006年、文化勲章受章。2021年11月9日に逝去、享年99
瀬尾まなほ[セオマナホ]
瀬戸内寂聴秘書。1988年、兵庫県生まれ。京都外国語大学英米語学科卒業。卒業と同時に寂庵に就職。3年目の2013年3月、長年勤めていたスタッフたちが退職し、66歳年の離れた瀬戸内寂聴の秘書になる。困難を抱えた若い女性や少女たちを支援する「若草プロジェクト」の理事も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Roko
izumi
toku
たなぼう
JUN