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出版社内容情報
個人出版で累計10
内容説明
「ふふふ。話は聞かせてもらった！要するに、バレンタインデーだからコクっちゃおうって話だね…」今年も、恋の季節がやってくる。今回のバレンタイン。鞠佳たちにはそれぞれ目標があった。級友の夏海は、後輩に告白を。悠愛は知沙希に日頃の感謝を。そして鞠佳は―絢に誘惑を。それぞれの目的のために『バレンタインデー同盟』を結成した３人は、各自チョコに全力で想いを込めて、バレンタイン当日を迎える―！！「もういっこのプレゼントは…あたし、だったり？」鞠佳渾身の誘惑に、絢は…！？チョコレートより甘くて刺激的な超人気ガールズラブコメディ！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
18
★★★★★期せずして母親公認の仲となった絢との恋人関係。次なるステップとして自身の処女を絢に捧げようと画策する鞠佳。奇しくもバレンタイン直前ということもあり…といった内容で、今回も非常に百合百合した内容で大変結構でございました。鞠佳の常時発動型の「人誑し」スキルが遂に接点のなかった後輩にまで及び、すわドロドロの三角関係に突入かとヒヤヒヤしたが、なんだかんだ丸く収まったようで何より。ただ、ラストでは、絢の抱える問題が表出しつつあって、それが二人の関係に影を落としそうなことだけが不安。2021/08/16
キリル
16
来るバレンタインデーを口実に絢との更なる進展を求める鞠佳と同じくその日に想いを伝えようとする悠夢と夏海が同盟を結んでそれぞれの目的の成就に向けて頑張る今巻。自分の願いのための努力は怠らず、その上で友人のためにも一生懸命頑張る鞠佳の姿が素敵でした。スウィート成分ももちろん高めで、嫉妬大爆発の放課後の場面はディープで大変刺激的でした…はい…(ドキドキドキドキ)。甘めなやり取りが多い中でも少々ビターテイストなところもあり、ここがこれからどうなっていくのか気になりました。シチュが多様で鞠佳の反応の良さもよきよき。2021/09/18
おこげ
12
女同士がありえなくなくなってキスするのが当たり前になった絢に、募る鞠佳の欲求はどんどん過熱♡愛してるゲームや嫉妬のあまり校内でシちゃったあやまりの営み、とどめは攻守交代が冴える"罰ゲーム"まで押さえるのが『ありおと』の凄み///💕焦らずふたりだけのペースで歩んでください😊夏海の晴への甘酸っぱい片想いあれば、デキあがっている知沙希と悠愛に倦怠期？あちらこちらで絡まり沸き立つ恋愛同志のバレンタインを通して育む友情に和む💝儚い恋もロマンスもすべてが良いと思える女の子同士の強さがとても伝わるエピソード。2021/08/17
真白優樹
12
プチ同棲生活も終わり新学期、鞠佳と夏海、悠愛がそれぞれの想いを巡らせながらバレンタインデーに臨む今巻。―――巡る想いと交わす想い、その先に待つのは人生の光景。 色々な関係を深めてみても、まだまだ捧げていないものがあって、知らないことがあって。群像劇的に愛や友情を描きながらも、次に向けての布石高まる、藍が円熟すると共にいくつかの愛が集まり、更に熱さと甘さのコクが増していく巻である。ここから先は誰も知らない景色が待っている。果たして大切な季節に絢と鞠佳を待っているものとは。 次巻も勿論楽しみである。2021/08/13
半熟タマゴ
10
普段攻める側が攻められるシチュエーション大好物なので書き下ろし短編たまらなかったです……ごちそうさまでした。今回でついに同人版に追い付きましたが、商業で続きが出るとのことで安心しました。まだまだありおとが読める幸せ。5巻の発売が待ち遠しい。2021/09/05
