出版社内容情報
豊かさの価値が変わりつつあるいま、何を大事にするかを立ち止まって考える。
時間、お金、仕事、人間関係について「未来への備え」をまとめた一冊!
なくなったら困る100のことは、自分にとっての「100の幸せ」
内容説明
「これからの人生で何を大切にするか」一度、立ち止まって考える。当たり前のしあわせや日常を、あらためて噛みしめよう。新しい時代のていねいな生活術。
目次
旅先から絵葉書を送ること。
家族写真のアルバム作り。
道端での遊び。
文房具屋さんで鉛筆を選ぶこと。
靴紐がきれいに結べること。
買いもののお手伝い。
ドアを開けてあげること。
電気を自分でつけること。
迷い道で見つけるすてきなお店。
24色の色鉛筆で絵を描くこと。〔ほか〕
著者等紹介
松浦弥太郎[マツウラヤタロウ]
1965年、東京都生まれ。エッセイスト、クリエイティブディレクター。株式会社おいしい健康・共同CEO、「くらしのきほん」主宰。渡米後、アメリカの書店文化に触れ、「m&co.booksellers」をスタート。2003年にセレクトブック書店「COW BOOKS」を中目黒にオープン。2005年から『暮らしの手帖』の編集長を9年間務め、その後、ウェブメディア「くらしのきほん」を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T
7
最近仕事で疲れていたので、できるだけリラックスできる読み物に選びました。昭和を思わせる、懐かしい風景が100個詰まった短文エッセイ集。何でも効率的に、機械的になりがちな時代だからこそ、わずかな一手間がありがたい気持ちになります。文房具屋さん、図書館、本屋さん、小さい映画館…そこに行くだけでワクワクして癒される空間っていいですね。コロナ禍で、なかなか外出がままなりませんが、またそこに行けることを信じて。お墓参りもまた行きたいなと思いました。2021/01/23
のらぼん
5
忙しくなり疲れると松浦さんのエッセイを読みたくなる。朝ご飯を大切にしているところは見習いたい。自家製グラノーラを1週間分作って、それを朝ご飯に食べると決めている、のはすごい。他にも、ごちそうノートを作る、地図を手書きで書いてみるなど、取り入れられそうなヒントがたくさんあった。2022/10/22
mayuko
4
よかった!本当の豊かさってこういうことなんだなと思いました。2025/02/25
AKO
4
正式タイトルは「なくなったら困る100のしあわせ」昔はあったけど最近なくなりつつあるもの。そんな光景を思い出しながら、懐かしい気持ちにもなりながら読んだ。効率やコスパだけではなく、大事にしたいこと。100こも書かれていて、共感したり、まぁそれはいいやと思ったり。とりあえず読み終えたけど、巻末についていた自分で書き込む「なくなったら困ること」の100こは書いていないから、時間を見つけて書いてみようと思う。図書館本だから別冊ノートに書くけど。こういうことを書く時間を作れることが大事なんだろうと思う。2023/10/30
n___syu.
4
ささっと読めた。今あるものを使い切ること、これは日々意識している。2022/11/26