出版社内容情報
身の回りは科学であふれている
何気なく過ごしている毎日の中には「科学」が隠れています。注意深く観察しないと気が付かないかもしれませんが、自然現象は科学で説明でき、人の生活は多種多様な科学で支えられています。本書はそんな身近な科学をわかりやすく解説します。
内容説明
「水道水」を飲み続けても体に害はない?「レコードの音質」はCDに負けていない?ピッチャーの「変化球」はどうして曲がる?
目次
第1章 朝から昼に出合う「科学」(なぜ家の中でも「電波時計」は正確に時刻を告げるのか?;水洗トイレに使われる「サイホンの原理」とは? ほか)
第2章 昼から夕方に出合う「科学」(飛行機はなぜ空を飛べるのか?;旅客機は濃霧で視界が悪くてもなぜいつも安全に着陸できるの? ほか)
第3章 夜から寝るまでに出合う「科学」(お酒を飲むと体の中ではどんなことが起こるの?;ケミカルライト(サイリューム)は折るとなぜ明るく発光する? ほか)
第4章 まだある!身近な「科学」(なぜリチウムイオン蓄電池は近年、注目されているのか?;軽くて強い「炭素繊維」とはどんな秘密をもった繊維なのか? ほか)
著者等紹介
左巻健男[サマキタケオ]
1949年、栃木県生まれ。千葉大学教育学部卒。東京学芸大学大学院教育学研究科修了(物理化学講座)。元・同志社女子大学教授、元・法政大学教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
54
なるほど・・・。日常の暮らしの中で、何気なく使っていること、やっていることなどが取り上げられている。改めて、思ったことがある。「どうなっているんだろう?」と、思うことが少なくなってきたということ。不思議がる、知りたがる・・・ここから始まることも多い。2021/09/03
アルカリオン
18
エレベーターが落ちてしまったときに激突の直前でジャンプすれば助かるんじゃないか?▼これ、わたしも時折考えていたんですが、「落下中は『無重量状態』なので体の姿勢を保つことすら困難であり、ジャンプはできない」という解説の前にぐぅの音も出ませんでした▼付け加えると、「激突のタイミングは中からはわからない」し、「仮にジャンプできたとしても、落下の勢いを多少減じることになるだけであり、ほとんど変わりはない」そうです▼最善の策は床に寝そべって広い面積で衝撃を受けるようにすることだそうです。試したくはないですが。2021/09/06
kei-zu
16
読了後は、図鑑好きの小学生の姪に譲ろうかと思って読み始めたのですが、思いのほか難しかったですね。 でも、落下して着地直前のエレベータでジャンプすることが被害の回避になるかなど本書の着目点は楽しい。 他の本と併せて送ってみようかな。2021/09/21
復活!! あくびちゃん!
8
身近な現象を「わかりやすく」科学的に説明していという本。気楽に読むには良いだろうと思って読み始めたのだが、 少ないページで解説することを優先している様で、意外にも専門用語が多く、ものによっては色々ググりながらでないと 理解できないという、本末転倒なことになっている。ただ、取り上げているものについてはかなり良いと思うので、もう少し数を減らし、説明を「わかりやすく」してはどうだろうか。しかし、携帯電話の音声が本物ではないことを初めて知ることができたのは良かったです、ハイ。2021/02/14
葛餅
7
学生の時に化学がめちゃくちゃ苦手だった私には難しかった。笑 アルコール除菌をしたあとは火の扱いに気を付けようと思いました。2021/10/31