出版社内容情報
2020年1月スタートの大河ドラマは、明智光秀を主人公にした『麒麟がくる』に決定。
主演は2018後期の朝ドラ『まんぷく』で安藤サクラとのダブル主演が話題の長谷川博己。
謀反人の代名詞のようなイメージが強い明智だが、確からしい文献資料が少なく、いまだ
に人物像が定まらない武将。そのため、どのような脚本になるのか歴史ファンの間でも話題となっている。
本企画は、明智光秀の生涯を描き、本能寺の変に至った経緯(諸説ある)とその後の明智氏周辺について概説する一冊。近年あきらかとなった事実を踏まえ、冷徹な謀反人というイメージを覆すようなエピソードをもりこみ、明智像を描く。また、諸説ある本能寺の変の原因についても取り上げ、丁寧に考察を試みる。動乱の戦国を収束させ、平らかな世の実現を誰よりも望んでいた光秀の苦悩と真実に迫る。
内容説明
明智光秀は、なぜ信長を討ったのか。光秀について残る史料は多くない。光秀単独の決断か、それとも黒幕がいたのか…本能寺の変は謎に満ちており、動機については五〇を超えるさまざまな説がある。本書は、近年再考されてきた新たな提起にも焦点をあて、光秀の知られざる生涯、信長の重臣としての名将・名奉行の業績、本能寺の変以前の苦悩を丹念に追い、光秀の真の姿や内面に迫る。
目次
第1章 本能寺前夜、光秀の苦悩
第2章 本能寺炎上とその後
第3章 光秀にとっての信長
第4章 秀吉との激烈な出世レース
第5章 謎多き出自と若き日の足跡
第6章 運命が変わるとき
第7章 光秀が残したもの
著者等紹介
山名美和子[ヤマナミワコ]
東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、東京都・埼玉県公立学校教員を経て作家に。第19回歴史文学賞入賞。日本文藝家協会会員、日本ペンクラブ会員、鳩山町文化財保護委員/町史編纂委員。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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