サイエンス・アイ新書 化学<br> 音読で外国語が話せるようになる科学―科学的に正しい音読トレーニングの理論と実践

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サイエンス・アイ新書 化学
音読で外国語が話せるようになる科学―科学的に正しい音読トレーニングの理論と実践

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784815600747
  • NDC分類 801.1
  • Cコード C0282

出版社内容情報

外国語習得の効果的な学習法として再注目されている「音読」。語学力の向上を目指すにあたり、誰もが一度は実践したことのあるトレーニングだと思いますが、この「音読」のどこがそんなにも優れているのでしょうか?
そもそも「音読」とは、書かれた単語や文、文章などの「書き言葉」を、音声言語すなわち「話し言葉」に置き換えて発音するタスクです。実は、この音読の一連の動作の中には、外国語習得を成功に導く4つのキーポイント、つまり①インプット処理、②プラクティス、③アウトプット、④モニタリングのすべてが含まれているのです。
本書では、「音読」の有効性を科学的な視点から明らかにしていくとともに、外国語を流暢かつ正確に話せるようになるための音読トレーニングとして、どのような点に留意する必要があるかについて、そのノウハウについても詳しく解説していきます。言語習得を目指すなら、まずは本書で「本当に有効な」音読トレーニングについて学んでいきましょう。

内容説明

音読の一連の動作の中には、外国語習得を成功に導く4つのキーポイント、つまり1、インプット処理、2、プラクティス、3、アウトプット、4、モニタリングのすべてが含まれています。本書では、「音読」の有効性を科学的な視点から明らかにしていくとともに、外国語を流暢かつ正確に話せるようになるための音読トレーニングとして、どのような点に留意する必要があるのか、そのノウハウについても詳しく解説。

目次

序章 なぜ音読なのか?―音読が英語学習上の最大の困難を克服する
第1章 書き言葉をベースにした音読トレーニングとは?―話し言葉ベースのシャドーイングとの違い
第2章 音読が外国語のインテイク(知識獲得)を向上させる―音読のプラクティス効果
第3章 音読が伸ばすスピーキング力―音読のアウトプット効果
第4章 音読が伸ばすメタ認知能力―音読のモニタリング効果
第5章 バーチャルインタラクションのすすめ―相互交流のための英語スピーキング力に向けて
第6章 音読の効果的な学習法―ただ読むだけでは効果なし

著者等紹介

門田修平[カドタシュウヘイ]
関西学院大学法学部教授、関西学院大学大学院言語コミュニケーション文化研究科教授。博士(応用言語学)。専門分野は心理言語学、応用言語学、第二言語習得など。特に第二言語としての英語の知覚・処理そして記憶・学習の心的メカニズムについて研究しており、その成果を英語の学習・教育に応用した著書をこれまでも数多く出版している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

28
言葉に対する、目からの情報と耳からの情報の差をなくす必要がある。音読は目から、シャドーイングは耳から。2020/10/08

kei

24
語学学習ではシャドーイング(音声を聞き取りつつそれを発音する)がよく知られているが本書はそれよりも「音読」が効果的だとしてお勧めしている。とはいってもコツが必要。音読は多重処理(①インプット処理、②プラクティス、③アウトプット、④モニタリング)なので学習者のレベルよりやさしい教材、音声を聞いてから音読(聞くことと読むことは同時にしない)、音声モデルは句、節の切れ目で ポーズが入ったものを聞くこと、など。冒頭~真ん中あたりまでは理論が書かれていて難解だったのでそこはサラッと目を通す程度で読み切りました。2020/10/22

Tenouji

17
ロシア語学習を再開するにあたって読んでみた。語学勉強は、スポーツ感覚で音読練習をするのが良いと感じている。それが理論的に解説されていて興味深かった。2秒というのが人間のバッファサイズなんだな。今後、意識してみよう。2021/04/16

Kokichi

10
音読はいいと昔から聞くもののなぜ良いのか、理論で説明されたことはなかった。本書はその理論を学術的に説明している。やはりアカデミックな人が書いた人の本は、堅苦しい学術的な表現が多いため非常に想像しづらくわかりにくい。凡人と同じ土俵で具体例を使う習慣がないからであろう。なるほどと思ったのは、声に出すことで日本語で考える瞬間を与えないということ。自分の声が耳に入るので聴覚学習にもなり、認知してフィードバックする機会が得られる問うこと。ただ現状発音が汚い自分は正確な音声の後に続いて読む方法を取り入れたい。2020/07/19

はるわか

9
音読トレーニングで絶対気を付けることは書き言葉と話し言葉の間の双方向性を十分保つこと。耳で聞いて作った音韻表象と目で見てつくった音韻表象が一致しているかということ。音読が大脳の広範囲な活性化をもたらすのは、認知的な多重処理を求められるから。①音韻符号化→②文法・意味処理→③発音発声→④聴覚フィードバック。頭の中の音韻ループにおいて効率よく音声反復できるので記憶に定着しやすい。外国語を話す(スピーキング)の認知モデル:概念化→言語化→調音→。言語間距離:英語ネイティブにとって日本語は最難関(逆も)。2021/02/24

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