ディバースノベル<br> 神城リーリャは白百合の香りに恋焦がれる

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ディバースノベル
神城リーリャは白百合の香りに恋焦がれる

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784815565145
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

匂いフェチの神城リーリャは、白百合の香りを纏う百合園明日葉に惹かれていた。ある時リーリャは、とある事情により明日葉が退学寸前だということを知り、学園出資者の父に頼み込み彼女を退学から救う。明日葉の、感謝から発せられた「なんでもする」という言葉。それは明日葉に対する密かに抱き続けて焦がれすぎたリーリャの恋慕をこじらせ、愛欲へ変えさせる魔性の言葉であった―。香りで繋がるガールズラブコメ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nishiyan

15
良家の子女が学ぶ女学園を舞台に定められた運命を歩むリーリャと自ら進むべき道を勝ち取ってきた明日葉がある事情から同居生活を始め、心と身体を通わせていく百合作品。お互いの生まれ育ちの違いからくる悩みやすれ違いがありながら結ばれていく展開はとても素敵。花梨先輩のアドバイスがまたタイミングがよく、二人を見守る立ち位置なのも好きですね。匂いフェチのリーリャに戸惑いながらも受け入れていく明日葉の男前さも良い。エッチシーンは程よく、まさか行為中にリーリャがあんな言葉をいうなんて…。いつまでもお幸せに思う読後感でした。2020/04/20

オザマチ

13
登場人物や舞台背景に関しては、いかにもラノベ的でやりすぎ感があるけれど、二人が徐々に心を通わせていくストーリー展開はとても素敵。一見すると完璧超人に見える二人が、実はそれぞれちょっとポンコツな一面があるのも可愛げがあります。2020/05/10

オザマチ

8
再読。番外編扱いでもよいので、続きをもっと読みたいな。2020/07/29

おこげ

6
恋焦がれていた明日葉とお屋敷で同棲する運びとなった…というよりは自らの裏工作が実を結んだリーリャの純粋な愛の物語。でもそこかしこで明日葉へ向けられる好意に対し嫉妬を覚えてしまったリーリャ。その気持ちを醜く感じてしまう彼女を全力の口説きで包む明日葉のイケメンな様子を描いた第二章が実にうまい…相手の匂いを愉しむ間柄になれば当然に唇を重ねるし、自然と恋人になるんだよなぁ💕ツインテボクっ娘×金髪お嬢様が身体に心に〇合わせ結ばれる、幸福の香りを体じゅうに感じながら読了。2020/04/01

キョウト@新作発売中!

3
匂いフェチという要素があるものの、それ以外はどこまでも王道な百合モノであった。逆にここまでシンプルだと話作りづらくないか? というレベルだが、そこは二人のイチャイチャ分で補充。大きく周りが動くような話ではなく、どこまでいっても二人の心情にスポットを当てた話なので、そういう意味では退屈に思う読者もいるかもしれない。ただ、シンプルである分ハズしようがない話でもあるし、恋の醜さを知って暴走するリーリャのいじらしさは中々くるものがある。ちなみにえっちな本です。2020/07/07

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