内容説明
大手インテリア会社に勤める真雪は、学生時代に友人の兄に失恋したことで恋ができなくなった干物女子。ある日、トラウマの原因である初恋の人・享祐と再会し、彼が直属の上司になることに。真雪にだけは尊大に、けれど不意に優しさを見せる享祐の姿に真雪の恋心は呼び戻されてしまう。不毛な恋から進むため真雪は処女を捨てる決意をするがそれを知った享祐が「なら俺が教えてやる」と迫ってきて!?
著者等紹介
白石さよ[シライシサヨ]
兵庫県出身。2014年「不器用な唇」(三交社)で書籍デビュー。2015年「優しい嘘」(三交社)でエブリスタ小説大賞年間グランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ツン
84
大学時代の亨祐さん、恥ずかしいという気持ちもわからないではないけど、あれはひどすぎるのでは?ライアーXライアーの二人を思い出しました。。でもコミカル系の展開も、素直になった二人もどちらもよくて、とても楽しく読めました。2021/04/09
こずまる
13
再読。この話好きだなー。切なさもあり、ちょっとコミカルで笑えるシーンもあって。舞子さんと柏木さんの脇2人も好き。2022/08/07
さっきぃ
12
今回は切なさ少なめちょっとコメディタッチ。中学のときに親友の兄に惹かれていたけれど彼女とのラブシーンを見せつけられてからトラウマになり干物女になった真雪が、大人になって上司として現れた享祐と再会。真雪が頑張り屋で可愛くてでも享祐への気持ちを必死に隠してツンツンしたりととにかく可愛い。享祐も実は真雪が好きで、昔は自分がロリコンだと悩んだり、独占欲あらわにしたり、嫌われていると思って悩んだりとにかくかっこいいだけじゃないのがよかった。両思いになってから享祐が甘くてもう少し甘さを読みたかった。2021/10/21
さくら
11
最高でした…。一気読みです。大好きな白石さよ先生の作品なので、期待して読み始めたのですが、全く期待を裏切らず。私は白石さよ先生の作品の中でもコミカル系が好きなので、ドンピシャでした。本当にヒロインが可愛くていい子で、応援したくなります。イラストも美しくて、想像を邪魔しませんでした。舞子先輩の恋愛もそういうことだったのか、とニヤニヤできます。舞子先輩たちの恋愛も読みたい!ヒーローが過去にしたクズ行動により、正統派ヒーローじゃないと先生のあとがきには書かれていますが、それもまた面白く読めました。2021/03/07
チェス
7
この作家さん、甘いだけじゃなく。楽しく読了です。2021/10/13