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出版社内容情報
滝沢晴［タキザワハレ］
著・文・その他
ｋｉｖｖｉ［キビ］
イラスト
内容説明
狼獣人の一族が統治するオスマネク帝国。放蕩者で悪命高い皇太子レヴェントから妹に出仕命令が―。レヴェントの“花嫁喰い”の噂を聞いていた人族の新米騎士・ユスフは、妹の身代わりで宮殿へと赴くが早々に正体がばれてしまう。ところがレヴェントは「男なら好都合だ」と言って、ユスフに後宮で養子ルウの子育てをしながら、妃として仲睦まじいふりをするよう命じる。人間の、しかも男の妃の出現に後宮は大騒ぎになり…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
43
KUでこの本ならめっけものと思っていましたがなんと以前に購入でした😅。オスマネク帝国の悪名高い放蕩皇太子レヴェントと仲の悪い弟に男妾兼子守り騎士ユフス。捨て子だったルウの上から目線の言葉の数々。前回まで読んでいた異世界女性ワクワクものと違い新鮮でした。今の世の中、平和な日常なんてものはいつ壊れるかわからなくなりました。読める間に楽しませてもらいましょう2024/05/13
きょん
17
狼獣人皇太子×新米騎士。放蕩者で「花嫁喰い」の噂のある皇太子に出仕命令を受けた妹の身代わりで宮殿に上がった兄が、養子の養育及び婚約者として後宮入りするオスマン風身代わり花嫁もの。もっと殺伐とした後宮ものを読みなれた身としては、悪役も小粒でのんびりしてると感じるけど、受も田舎出身で純粋なタイプだからちょうどいいのかも。2022/09/27
フキノトウ
14
騎士ユスフの手紙の文章がとても愛嬌があって良い。2024/05/29
へへろ～本舗
10
ルウの口調が面白かった。一気読み。手紙の文面も笑った。2022/08/26
つき
6
ルウが可愛くて癒されました。突然のイーキンさましゃべりが絶妙なタイミングで、ほのぼのしつつ笑いました。子供って何故かおじいちゃんの真似したがりますよね。姪っ子もしばらくは「知らんわい」というのが口癖となり、姉が頭を抱えていたのを思い出しました。ユスフも愛情深くて一本木で素敵でした。お手紙も可愛いと思いましたが、最後につながってくるとは！ユスフのお手紙が、いろいろキーになってくるのは流石でした。あ、それとカヤ皇子が気品と優しさがあふれて、若いながら素敵要素がたくさんでした。登場人物が皆素敵でした。2022/09/06
