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内容説明
失業中の片瀬由高は、偶然出会った大手洋菓子メーカー『ラ・スリーズ』の社長、三戸部篤正の家に居候させてもうことになった。捨てられていたパグの仔犬、月餅とともに…。というのも由高は絶対味覚の持ち主で、篤正が立ち上げた“元祖『ラ・スリーズ』の味を復刻する企画”になくてはならない人材だったのだ。そうしてプロジェクトが進むにつれ、無愛想だが大らかで心根の優しい篤正に、由高は特別な想いを抱くようになるが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
18
ラブよりケーキ食べたいよ。2020/10/25
晴久
14
KindleUnlimited BL小説。読みたかった本がアンリミになっていたのでさっそく。スパダリかどうかは議論の余地がありそうだし、困窮した受けが些末なことに拘泥して攻めのオファーを断るのが謎だったが、気にしてはいけない。楽しく読めた。安曇先生なので、安心して読めるほっこりBLかな。当て馬も攻めの鉄壁ガードにより顔を見せることすらなかった。個人的にはタイトルにスパダリと冠するならば、攻めのステイタスや財力以外の部分にもスパダリ要素が欲しかったが、子供っぽい一面や、受けへの態度とか素敵な攻めだった。 2021/02/03
なみ
10
スパダリの定義とは…なんてのはあまり考えないでおこう。甘くてとても楽しいお話でした。絶対味覚ってすごいな、でもこういう能力は悪用されそうなので社長、囲っておくべき(笑)これからパグ＝月餅になりそう＾＾2021/02/15
ゆうみ
5
安曇先生の北欧来た～⤴️会話の掛け合いが楽しくて、大好きな安曇作品。洲本さんも脇で光ってるし、月餅もいい味出してるしで、楽しませていただきました🎵セムラ食べてみたい😋そして、スウェーデンはじめ、北欧に行ってみたい‼️北欧ときたら、あの二人は元気かな～と思いを馳せています。2020/11/17
つき
5
洲本さん、大好き。優しくて厳しくて気が利いて素敵です。月餅もかわいい、月餅って名前もすごく可愛いです。主役は社長の篤正さんと、絶対味覚の持ち主の由高です。絶対味覚ってはじめて聞きました。凄い、素材の味が分かるなんて、って思いましたが、調理実習見学とか笑いました。あと、デーモン洲本も笑いました。楽しくて、美味しそうな一冊でした。2020/11/14
