出版社内容情報
『詳解 システム・パフォーマンス』の改訂版!
エンタープライズとクラウドの両方の環境を対象としたオペレーティングシステムとアプリケーションのパフォーマンス分析と向上について解説します。クラウドネイティブ化やコンテナの普及、DevOpsやSREなどの考え方が広まったことを背景に、近年のシステムパフォーマンスを取り巻く状況を踏まえた改訂版です。Linux系のパフォーマンスとコンテナでの技術についての解説が拡充しました。
内容説明
本書は、エンタープライズとクラウド環境を対象としたオペレーティングシステムとアプリケーションのパフォーマンス分析と向上について解説します。主にLinuxベースのオペレーティングシステムに含まれるツールとその使用例を通じてシステムパフォーマンスを引き出す手法を説明します。システム評価のためのベンチマーク、キャパシティプランニング、ボトルネックの解消について解説しスケーラビリティを制限する要因を発見、分析し、解決する方法を学びます。第2版では、perf、Ftrace、BPFの解説が加わり、Linuxとクラウドコンピューティングについての説明が充実しました。システムのパフォーマンスを向上させ、コストを削減し、レイテンシの外れ値を減らすための方法を学ぶ本書はエンジニア必携の一冊です。
目次
イントロダクション
メソドロジ
オペレーティングシステム
可観測性ツール
アプリケーション
CPU
メモリ
ファイルシステム
ディスク
ネットワーク
クラウドコンピューティング
ベンチマーキング
perf
Ftrace
BPF
ケーススタディ
付録A USEメソッド:Linux
付録B sarのまとめ
付録C bpftrace 1行プログラム
付録D 練習問題の回答
付録E システムパフォーマンス関連の著名人リスト
付録F 用語集
著者等紹介
グレッグ,ブレンダン[グレッグ,ブレンダン] [Gregg,Brendan]
コンピューティングのパフォーマンスやクラウドコンピューティングの分野における業界を代表するエキスパートである。Netflixのシニアパフォーマンスアーキテクトで、パフォーマンスの設計、評価、分析、チューニングを担当している。複数の技術書の著者であり、BPF Performance Toolsではシステム管理分野の傑出した業績としてUSENIX LISA賞を受賞した。カーネルエンジニア、パフォーマンスリーダー、プロの技術トレーナーも経験しており、USENIX LISA 2018カンファレンスではプログラム共同議長を務めた。複数のOSのパフォーマンスツールを開発し、フレームグラフをはじめとするパフォーマンス分析のビジュアライゼーションとメソドロジを考案している
西脇靖紘[ニシワキヤスヒロ]
サイバーエージェントグループCTOを経て、lanitech合同会社CEO。各社に技術・エンジニアリング支援を実施。早稲田大学大学院卒
長尾高弘[ナガオタカヒロ]
1960年千葉県生まれ。東京大学教育学部卒、株式会社ロングテール社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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gontoshi
smapx
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