出版社内容情報
17年に及ぶ人気連載から抽出凝縮
待望の書籍化!
「“決心”なんて要らん。」
「やるヤツはその前に、すでにやっとる。」日野晃
武術雑誌『月刊秘伝』において2007年から始まった連載「武道者徒歩記」より、選りすぐりの40余編を再編集し書籍化。
切れ味鋭い言葉が導く身体のコツ、成長・進化するための要訣、そしてどう生きるか、
人生の充実度が劇的に向上する手がかりに満ち溢れた、珠玉のエッセイ集!
斬るように鋭く! 深く! そして時に優しく!
生きる力を強くしてくれる一冊!!
CONTENTS(抜粋)
●第1章 身体の極意
・加齢とともに肉体は衰えても、進化するものもある。
・そうは簡単に、人に“ふれる”ことなど出来ない。
・やれることをやれるようにやっているだけでは、限界はすぐにおとずれる。
・専門外の人達との交流が、より深化させてくれる。
・達人の「手」は、恐ろしく柔らかい事で共通している。
●第2章 達人たちの言葉
「居着くは死、居着かざるは生」
「足痒ければ足、頭痒ければ頭を掻くもの」
「自分みずから悟る外ないではありませんか」
「体の働きを使う」
「それは『絶対諦めない』という気持ちと極限まで高まった集中力の力」
「不思議なる極意ばかりを尋ねつつ、 表にあるを知らぬはかなさ」
「身にあたらぬつもりを、とくと合点して、おどろかず、敵にうたるる也」
「戦場では、覚えなければ死ぬだけですから」
●第3章 修得・成長のコツ
・「自分なり」の精度を、「つもり」が落とす。
・分かるまでやる。それが1年2年かかろうが。
・言葉の理解と実際には大きな壁がある。
・時間軸など決めるな。時間の奴隷になるな。
・「当てられなければ良い」と結論付けた時、「当てさせれば良い」と気付いた。
・出来るか出来ないかよりも、出来る為の取り組み方をしているかどうかだ。
●第4章 海外ワークショップ事件簿
・何時も「通用するかな」と私自身を疑問視する。
・外国人は、「見えていること」しか理解できない。
・こいつらが、出来るようになって何の意味がある?
・教育されていなければ、出来なくて当たり前。
・モスクの中は、外なのではないか?
・予期せぬこと。それは環境適応能力を試されている。
●第5章 それで、どう生きるのか?
・母は、「ありがとう」と言った。
・武道よりも日常の方が、余程肝が据わらなければならない実際が多い。
・現代に生きる私達は、基本的には強いのだ。
・目で見え、耳から聴こえるそのものに情熱を全てぶつけた結果、普遍的な何かになった。
・ストレスをものともず、あるいはストレスを栄養として取り込み、「生」を全うする。
・どの仕事も一生懸命にやる。一生懸命にやるからこそ、様々な葛藤を味わう。
内容説明
17年に及ぶ人気連載から抽出凝縮。待望の書籍化!武術雑誌『月刊秘伝』において2007年から始まった連載「武道者徒歩記」より、選りすぐりの40余編を再編纂し書籍化。切れ味鋭い言葉が導く身体のコツ、成長・進化するための要訣、そしてどう生きるか、人生の充実度が劇的に向上する手がかりに満ち溢れた、珠玉のエッセイ集!
目次
第1章 身体の極意(加齢とともに肉体は衰えても、進化するものもある。;取り組み方を間違えると、絶対にできないことがある。 ほか)
第2章 達人たちの言葉(「居着くは死、居着かざるは生」;「足痒ければ足、頭痒ければ頭を掻くもの」 ほか)
第3章 修得・成長のコツ(「自分なり」の精度を、「つもり」が落とす。;分かるまでやる。それが1年2年かかろうが。 ほか)
第4章 海外ワークショップ事件簿(何時も「通用するかな」と私自身を疑問視する。;外国人は、「見えていること」しか理解できない。 ほか)
第5章 それで、どう生きるのか?(私は、もうすでにやっていた。;母は、「ありがとう」と言った。 ほか)
著者等紹介
日野晃[ヒノアキラ]
1948年大阪生まれ。中学時代は器械体操で東京五輪の強化選手に選ばれる。ジャズ・ドラマーとしてショービジネスの世界で活躍しつつ、同時に追究していた武道に開眼し、独自の武術研究から老いても衰えない真の強さを追究。コンテンポラリー・ダンス界の巨匠、ウィリアム・フォーサイス氏に招かれてのワークショップなど、独自の武道理論はアスリートやダンサーからも注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。