内容説明
野球でもテニスでも剣道でも、決まった形の素振りを繰り返すのには理由がある!このしくみがわかれば、あなたは“一人で”強くなれる!“実践的でない”“形骸的”なんてとんでもない!ジャンル問わず、武術に普遍的に内在する、「一人稽古で本当に強くなるシステム」をご紹介!!
目次
序章 “一人稽古”なしに強くなった者はいない!
第1章 外形と内形
第2章 立ち方と姿勢
第3章 威力を出すための体の使い方
第4章 防御の内実―“添わす”という極意
第5章 相手と繋がる合気技―“クラッチング”からできること
第6章 蹴らない歩法
第7章 “心”の扱い方
著者等紹介
中野由哲[ナカノヨシノリ]
1973年生まれ。18歳の頃より、空手や中国武術(太極拳、八卦掌、心意拳など)、古武術、合気道などの各種武術を学んできた中で、その中に共通して存在する心身の運用を研鑽すべく2008年に「古伝体術 心水会」を発足する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひめぴょん
12
実際のやり方よりはその理論にそうだよなと納得感がありました。私自身道場での稽古以外に毎日家で素振りや足さばきの練習をしています。他のことにも通じると思いますが、毎日継続してやるということは何事においても大切。以下は文中引用。 “一人稽古”は“対人稽古”ができないときに仕方なくするものではない。 「型稽古」という決まった動作の繰り返しは「心で思い、瞬時に、正しく、理想的な体の使い方を持って、動作化する」システムを構築するために理想動作を意識的に繰り返す。 「型を学ぶ」から「型で学ぶ」へ。“外”から“内”へ。2025/11/04
やま
3
形の重要性がよくわかる。ただ具体的な稽古法等の面では物足りなさを感じた。2020/10/31
風尾 発三郎
2
形から内面へ。真似るのも、このロジックですね。 恐怖心を抱きながら行動す。ってのは極意ですね。 胸を緩める。これ凄いです。なんと無意識に胸を自分で締め付けて動けなくしていたのか!と、気付かせていただきました。 意識を観察しながら、行動します。2022/02/27




