内容説明
動かしにくい体でも、ストレッチとマッサージで動かしやすくしてからエクササイズを行なうことによって、身体機能向上とともに、能動的な“やる気”も向上する。それがさらに運動性を高め、プラスの相乗効果がどんどん生まれていく。“運動”を大切にすれば気分も体もよくなるスパイラル。ストレッチ・マッサージ・運動で要介護者を減らそう!
目次
第1章 “介護予防セラピスト”とは?(治すために本当に必要なもの;介護予防セラピストにこそできること ほか)
第2章 介護予防セラピストになるために必要な基礎知識(私たちの出発~ゼロからチャンスを生かす;訪問鍼灸マッサージを続けるうちに… ほか)
第3章 高齢者に特化したSMEメソッド(「マイナスがあっても幸せに暮らせる」という視点;クライエントの「依存」を助長しない ほか)
第4章 ベッドなしでもできる!セルフケア体操(“介護予防”には不可欠なセルフケア体操;ベッドがなくてもできる! ほか)
第5章 セラピストがシニアケアの現場で活躍するために(シニアに特化したスキルで可能性が広がる;待ち型のサロンから訪問型へ ほか)
著者等紹介
水谷平[ミズタニタイラ]
WTAリタジネンセラピストスクール代表。鍼灸マッサージ師。介護支援専門員。関西学院大学卒、一部上場企業勤務を経てセラピストの道へ。2001年頃から訪問鍼灸マッサージ業を開始、運動療法を取り入れることにより状態の改善が多く見られたという自身の経験から、高齢者であっても体を動かすことの重要性や、安全に行える高齢者施術法を紹介している。2016年にWTAリタジネンセラピストスクール設立、中国での解剖学中医学実習や解剖経穴学講座、リタジネン式手技講座など、プロセラピストを対象としたスキルアップ講座を全国で開催している。ツボの専門家として動画配信や監修も行っている
水谷美和子[ミズタニミワコ]
リハビリデイサービスアールズ施設長。鍼灸師。介護支援専門員。介護福祉士。機能訓練指導員。製薬会社勤務を経てセラピストの道へ。2001年頃から訪問鍼灸マッサージ業を開始、重度者への施術やリハビリを日々行う。寝たきりの患者を多く施術する中で介護予防の重要性を改めて強く感じ2010年軽度者中心のリハビリ特化型デイサービスを開設。現場にて直接利用者の機能訓練指導に関わるかたわら、都内大手セラピスト養成学校にて「介護予防指導員」育成にも携わる。市や地域とも連携しながら高齢者ケアの専門家として日々活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。