内容説明
本物忍者と人気作家が対談!本当の忍者は何が優れていたのか?忍耐力、情報収集力、人間関係構築法…そこには数多くの、現代に活きる知恵が隠されていた!常識を覆し、目からウロコを落とされまくる超絶対談!!
目次
第1章 “本当”の忍者
第2章 忍者の演出と“くノ一”
第3章 忍者の情報収集術
第4章 忍術の学び方
第5章 忍者には、見えている
著者等紹介
川上仁一[カワカミジンイチ]
1949年、福井県生まれ。甲賀忍之伝を受け継ぐ、甲賀流伴党第21代宗師家。6歳から先代・石田正蔵より忍術を学び、如水流神道軍伝、出雲神流平法など多くの流派も体得。会社勤務時より神道軍伝研修所を開き、忍術に関する文献の探究調査、研究活動を行なう。伊賀流忍者博物館名誉館長。2011年12月から三重大学特任教授(社会連携)
多田容子[タダヨウコ]
作家。1999年、剣豪小説『双眼』(講談社)でデビュー。古武術の理から得た発想を現代に活かす「古武術活用研究家」としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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むさみか
1
忍術 忍者 というもの自体に 魅力を感じられている人には ちょっと 肩透かしかもしれませんが 情報の集め方など 生きる技術だったんだなと発見でした2017/03/30
読書忍
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川上仁一氏の「忍者の掟」と合わせて読むと、彼が得てきたものがすごくよくわかると思います。一番よかったのは、忍術というのはほとんどが武術や盗賊の技と被っていて、それらを集めたモノなんだけど、忍者特有の要素がひとつだけあるということ。ここが忍術の本質なんだという仮説がやっと理論的にも理解できた。貴重でした。2017/01/17
風尾 発三郎
0
虚実を織り交ぜ、生き抜くことが求められた世界。 精神的苦痛にいかに耐えるか? 自分の基準で物事を判断して行く。 他力とは自分の中に神的基準を導入すること。 言葉に花を咲かせて、会話を導くなどなど、面白く読ませてもらいました。2020/12/29