出版社内容情報
【目次】
内容説明
家庭と寺院を往還しながら生きるナタラージャ寺院司祭ディークシタル。「清浄であること」を基盤とする彼らの生活世界と宗教的秩序を支えているのは、従来語られることの少なかった女性たちの営みと、規範と感情の葛藤や逸脱だった。足掛け8年にわたる現地調査に基づき、〈聖〉と〈俗〉の二つの空間における宗教実践、祭祀儀礼や儀礼歌を詳細に記述。神と人、理想と現実が交錯する場から、多層的な現代インド社会で関係を織りなし生き続ける人びとの姿を鮮やかに照らし出す渾身の民族誌。
目次
神と人のあいだで―チダンバラムの寺院司祭と家族の民族誌
チダンバラム―神々の町に生きる人びと
第1部 家庭における規範と実践(浄と不浄の動線―居住空間における宗教規範;繰り返される往還―関係性をつくる人生儀礼;婚姻でつなぐ未来―バラモン司祭を再生産する内婚システム;歌われる感情と歌われない逸脱―婚姻と恋愛における規範意識)
第2部 寺院における宗教実践(神々が動くとき―チダンバラムの祭祀と寺院司祭の力;寺院を支える贈与の力―司祭と信者の社会関係;政治的アリーナとしての寺院―ナタラージャ寺院の管理権抗争と聖地の交渉空間)
「ここでしか生きられない」生の潜在力
著者等紹介
飯塚真弓[イイヅカマユミ]
1981年群馬県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。福井大学工学研究科修了(建築建設工学)。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。専門は文化人類学・南アジア地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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