民族植物学入門―アンデスからヒマラヤへ

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民族植物学入門―アンデスからヒマラヤへ

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  • サイズ B5判/ページ数 452p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784814006236
  • NDC分類 612.68
  • Cコード C3039

出版社内容情報

標高約4000mの高地で栄えたアンデス文明。それを支えた人々は何を食べ、どのように生活を築いたのか? 60回を超える現地調査による知見をもとに、ジャガイモを中心とする多様な植物利用とその加工技術、民族誌的証拠を精緻に分析。自然と共生する人類の知恵を紐解き、農耕文化と文明形成の普遍性と独自性を浮かび上がらせる決定版。


【目次】

巻頭口絵
まえがき

序 章 山岳文明への問い
    ――問題の所在と研究方法――[山本紀夫]
Column 民族植物学のすすめ [山本紀夫]

第Ⅰ部 民族植物学からみたアンデス世界

第1章 世界最長の大山脈
    ――その多様な自然環境――[山本紀夫]
第2章 知られざるアンデスの家畜と栽培植物 [山本紀夫]
第3章 先スペイン期の土器の図像にみるアンデスの食糧源 [山本紀夫]
第4章 ジャガイモの誕生
    ――雑草から生まれた栽培植物――[山本紀夫]
第5章 インカ以前のアンデス高地の農耕文化 [山本紀夫]
第6章 インカ帝国の農耕文化 [山本紀夫]
第7章 毒ぬきから食糧貯蔵へ
    ――中央アンデス高地の食品加工技術―― [山本紀夫]
第8章 中央アンデス根栽農耕文化論 [山本紀夫]
第9章 アンデス高地に生きる
    ――インカの末裔たちはいま――[山本紀夫]
第10章 何がアンデスで多種多様な作物を生んだのか
    ――ワカ信仰をめぐって―― [山本紀夫]

第Ⅱ部 民族植物学からみたヒマラヤ世界

第11章 はじめてのヒマラヤ
    ――高所比較研究の盲点を知る―― [山本紀夫]
第12章 ヌンブール峰の麓にて
    ――共同調査の試み―― [山本紀夫]
第13章 ネパール・ヒマラヤの多様な植生
    ――亜熱帯林から高山草地まで―― [山本紀夫・土屋和三]
Column 花婿はグエの木の実
    ――カトマンズの街角にて―― [山本紀夫]
第14章 作物と家畜と森林と
    ――シェルパ族の生業―― [山本紀夫・本江昭夫・藤倉雄司]
第15章 エベレストの山麓で有毒イモを食べる
    ――半栽培植物の利用―― [山本紀夫・土屋和三]
第16章 シェルパ社会の食卓革命 [藤倉雄司・山本紀夫]
Column 人間は何から酒をつくったのか [山本紀夫]

総括 民族植物学から高地文明の生態史観へ
   ――アンデスからヒマラヤへ,そしてチベットへ――
   [山本紀夫・稲村哲也]

あとがき
謝辞
文献
索引

内容説明

標高約4000mの高地で栄えたアンデス文明。それを支えた人々は何を食べ、どのように生活を築いたのか?60回を超える現地調査による知見をもとに、ジャガイモを中心とする多様な植物利用とその加工技術、民族誌的証拠を精緻に分析。自然と共生する人類の知恵を紐解き、農耕文化と文明形成の普遍性と独自性を浮かび上がらせる決定版。

目次

第1部 民族植物学からみたアンデス世界(世界最長の大山脈―その多様な自然環境―;知られざるアンデスの家畜と栽培植物;先スペイン期の土器の図像にみるアンデスの食糧源;ジャガイモの誕生―雑草から生まれた栽培植物―;インカ以前のアンデス高地の農耕文化;インカ帝国の農耕文化;毒ぬきから食糧貯蔵へ―中央アンデス高地の食品加工技術;中央アンデス根栽農耕文化論;アンデス高地に生きる―インカの末裔たちはいま;何がアンデスで多種多様な作物を生んだのか―ワカ信仰をめぐって)
第2部 民族植物学からみたヒマラヤ世界(はじめてのヒマラヤ―高所比較研究の盲点を知る―;ヌンブール峰の麓にて―共同調査の試み―;ネパール・ヒマラヤの多様な植生―亜熱帯林から高山草地まで―;作物と家畜と森林と―シェルパ族の生業―;エベレストの山麓で有毒イモを食べる―半栽培植物の利用―;シェルパ社会の食卓革命;Column 人間は何から酒をつくったのか;総括 民族植物学から高地文明の生態史観へ―アンデスからヒマラヤへ、そしてチベットへ)

著者等紹介

山本紀夫[ヤマモトノリオ]
1943年大阪市生まれ。京都大学農学部農林生物学科卒(応用植物学専攻)。同大学院博士課程修了。農学博士(京都大学)、学術博士(東京大学)。国立民族学博物館助手、助教授、教授を経て、2007年より同館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。1984~1987年国際ポテトセンター(ペルー、リマ市)客員研究員。専門は、民族学、民族植物学。第8回秩父宮記念山岳賞(2006年)、第8回今西錦司賞(2013年)、第29回松下幸之助花の万博記念賞(2021年)、第37回大同生命地域研究賞(2022年)をそれぞれ受賞。現在は、京都大学学士山岳会(AACK)会員、日本山岳会(JAC)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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アンデス ヒマラヤ 植物と人間 文化 栽培植物 起源 ジャガイモ トウモロコシ 雑穀 高地文明 適応 生存戦略 農耕 伝統知 薬用植物 儀礼 宗教 幻覚植物 食文化 交易 フィールドワーク 踏査 比較研究 垂直分布 生態系 遺伝資源 多様性 消失 継承 景観 自然観 象徴 道具 繊維 染料 アルカロイド 順応 進化 交流 歴史の空白 現場の知 智慧 共生 知の探究 学際적 境界 フィールドノート domestication(ドメスティケーション) 在来種 民族知(TEK) 未利用植物 植物の移動2026/02/12

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