出版社内容情報
さまざまな情報メディアが溢れる現代、「本」の存在意義は何なのか? 読書が有益にはたらくと言われている言葉・人格・精神的健康・身体的健康・学カ・仕事(収入)の6要素について、その効果を科学的に評価。そこに確かに存在するが決して万能ではなく時として弊害も伴う「読書の力」をありのままに描き出す。読書の力をうまく利用するための3つの原則も提案。教育者、保護者、本好きの方、本が苦手な方、すべての人に送る処方箋。
内容説明
さまざまな情報メディアが溢れる現代、「本」の存在意義は何なのか?読書が有益にはたらくと言われている言葉・人格・精神的健康・身体的健康・学力・仕事(収入)の6要素について、その効果を科学的に評価。そこに確かに存在するが決して万能ではなく時として弊害も伴う「読書の力」をありのままに描き出す。読書の力をうまく利用するための3つの原則も提案。教育者、保護者、本好きの方、本が苦手な方、すべての人に送る処方箋。
目次
第1部 読書の力を正しく知るために(読書研究を見る目を養う;誰がどれくらい読んでいるのか)
第2部 読書効果についての科学的研究知見(読書は言語力を伸ばすか;読書は人格を高めるか;読書は心身の健康に寄与するか;読書は学力や収入を伸ばすか)
第3部 読書とうまく付き合うために(読書の行動遺伝学;読書効果をうまく利用するために)
著者等紹介
猪原敬介[イノハラケイスケ]
北里大学一般教育部専任講師。専門は教育心理学・認知科学。京都大学大学院教育学研究科修了。博士(教育学)。読書が語彙力・文章理解力にもたらす効果を中心に、調査・実験・計算モデルを組み合わせた多角的な研究を行っている。毎年、複数の小学校で読書と語彙・読解・作文の関係についての縦断的調査(追跡調査)を行い、学校へのフィードバックも行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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