出版社内容情報
ヘレニズム期を代表する哲学者エピクロスの現存作品をすべて収録。ディオゲネス・ラエルティオス『哲学者列伝』最終巻が伝える三つの手紙、伝記、『主要教説』、また近代に発見された『ヴァチカン箴言集』、および真正断片と見られる後代の引用に加え、彼の主著でありながら全体としては散佚、二十世紀に至ってパピルス断片より復元された、本邦初訳となる『自然について』をも含む、待望の作品集。
内容説明
「隠れて生きよ」を信条に、透徹した眼で人間の生と死を見据えた哲学者の全貌が今、ここに甦る。ヘレニズム期を代表する哲学者エピクロスの現存作品をすべて収録。ディオゲネス・ラエルティオス『哲学者列伝』最終巻が伝える三つの手紙、伝記、『主要教説』、また近代に発見された『ヴァチカン箴言集』、および真正断片と見られる後代の引用に加え、彼の主著でありながら全体としては散佚、二十世紀に至ってパピルス断片より復元された、本邦初訳となる『自然について』をも含む、待望の作品集。
目次
ヘロドトス宛の手紙
ピュトクレス宛の手紙
メノイケウス宛の手紙
エピクロスの生涯
主要教説
ヴァチカン箴言集
エピクロス断片集
自然について
著者等紹介
朴一功[パクイルゴン]
元大谷大学教授。1953年京都府生まれ。甲南女子大学教授、大谷大学教授を経て2019年退職
和田利博[ワダトシヒロ]
関西大学等非常勤講師。1971年京都府生まれ。2006年京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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